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マクドナルドの行列に並びながら考えたこと

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今日からわが子たちは冬休み。

ぼくは自宅でいつものように作業をする一日ですが、お昼ごはんマクドがいいとのことで、近所のフードコート内にあるマクドナルドに久々に子供らと出向きました。

時はちょうど正午付近。
踵を返したくなるほどの行列の光景。

長男が言いました。
「モバイルオーダーしよ。パパ、スマホ貸して。」

ぼくのスマホにずいぶん昔に入れたMアプリがあったので、彼に手渡します。ほら好きなの頼みな、と。

すると「あのさパパ、アカウントとらなできないわ」と返されました。

アカウント?なに?え、どうすればいいん?
そう、実はぼくはこのアプリを入れたまま使ったことがないのでした。

我ながらリテラシーの低さを再認識します。
とっさに対応できないおじさん。
まごついていると次男くんが「もう並ぼうや、その方がはやいよ」と。

結局、列に並ぶことにしました。
(この時間、もったいないわ〜、別にマクド以外でもいいやんか)
ぼくは基本的に行列が苦手なのです。

長い列に正直イライラでした。
しかし、並んでいるうちにその思いは徐々に変化していったのです。

「こんな並ぶの久々だなぁ」
「でも待てよ。いつもはこんな風に並ばないでスッと買えている気がする」
「そうか、妻がテキパキと購入しているんだ(モバイルなんちゃらで)」
「そうだよな、いつもいつも面倒くさいことは彼女がパッパとやってくれているんだよなぁ」
「だからぼくは気楽に過ごさせてもらっているんだよな」

 

今日、妻は仕事で不在。
妻がちょっといないだけで、子どもたちとハンバーガーひとつ買うのに、スマホでまごついたり、行列でイライラしたりしているぼく。

ぼくらは相手がいない時にこそ、大切な人のありがたみを知るのかもしれません。

気付けば列は進み、カウンターへ。
妻への感謝をしみじみ思いながら、オーダーをすることができました。

何気ない日常のひとこまに、大切な人への感謝に気づけるきっかけがあるものですね。

実は今日という日はささやかな記念日なのです。
13年前の今日、妻と婚姻届を区役所に出しに行きました。
今でも鮮明に覚えています。

彼女が帰宅したら今日のこと、そして日頃の感謝を伝えたいと思います。

それでは、また。

 

 

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