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仕事

大丈夫!ファシリテーター初心者必見3つの動作【これだけ】

「ファシリテーターを任命されたけど、何をすればいいか分からない」
「本を読んでみたけど、ちょっとできる気がしない」
「要は何がポイントなんだかわからない」

 

そんな悩みを抱えていませんか?
簡単な解決法があります。
実はファシリテーター歴17年の私が【これだけ押さえて】と言いたいのが、

 

結論は「パー・チョキ・グー」。

 

これで覚えましょう、ということです。

そう、ジャンケンのリズム。
定番の逆になりますが。
アレコレ細かいことの前に、基本の型はパーチョキグーでOKです。

 

では解説していきます。

そもそもファシリテーターとは何か?


話し合いを「容易(たやす)くする人」
です。

 

冒頭から「今日はしっかり議論しましょう!」って聞くと、ちょっと構えませんか?
たやすく、なさそう(笑)。

 

でも、こんな感じならどうでしょうか。

「今日は、皆さんの日頃感じている”ぼやき”を大阪のおばちゃん並みにざっくばらんに聞きたいんです^^」

なんかハードル下がって始めやすくなりませんか。

 

・あ、それなら自分でも参加できそう。
・ちょっと自分の感じてることを言ってもいいかな。
・何だか面白そうな場かも。

 

そうみんなを思わせていく。
前向きに巻き込んでいく。
互いに納得感を生み出していく。

 

ファシリテーターは基本的にテーマに対して、自らの意見は言いません。
あくまで参加者が主役なので。
話し合いが円滑に【たやすく】進むように促していくのが役割です。

その基本の型がパーチョキグー。

具体的な動作と併せて1つ1つ、見ていきたいと思います。

 

 

①パー「ひらく」

握っていた手をひらくように。
場の雰囲気をひらくことで、みんなが話しやすくします。

要は、場づくりをすること。
キーワードは「心理的な安心・安全」です。

最初は警戒もあり、なかなか発言もしにくいでしょう。
タテマエ的なことばかりで終わる話し合いもあります。
それではもったいない。

ここは安心、安全の場ですよ〜
みんなでいい時間にしていきたい!
そんなあなたの思い。
言葉のメッセージだけでなく、全身から伝えていくことが大切です。

そのためには、ファシリテーターがまず「ひらいている」ことが肝心。
ひらいているために、必要なことは、

 

①リラックスした笑顔
②いつもより3割高めのテンション
③一段下のポジション

 

①リラックスした笑顔

不機嫌でいると、一瞬で不機嫌さは伝染し、場が緊張します。
口角を少し上げ、楽しそうな雰囲気を醸し出しましょう。
ファシリテーターは”いつも良い状態でいる”ことがとっても大事なのです。

すぐできるコツを1つ教えます。
「その場にいる誰よりも深くゆったり呼吸する。」
たったこれだけです。

ちなみに場を制したい時も、深い呼吸は大切です。
ぜひ試してみてください。

 

②3割高めのテンション

カラオケでシャウトするのが10だとすれば、
居酒屋の「いらっしゃいませ〜!」だと8ぐらい。
逆に高級ホテルのラウンジで低めの声の「いらっしゃいませ」だと1。

テンションのレベル感、なんとなく分かりますか?
ファシリテーションする時は3(または4)がおすすめです。

 

好きな子と会える時を思い出すといいかも。
「(めっちゃ楽しみにしてきた)けど、ちょっと落ち着いた余裕を見せたい」
という時の「あ、おはよう」という感じ。

このイメージで挨拶すると誰しも爽やかになります。

決して経費精算している時などのテンションでやらない、ということですね。

 

③一段下のポジション

参加者より自分を低めに置いておく、という意味です。
たとえ後輩や年下の人がいてもいなくても、です。

このメリットは「それ、いいですね!」と自然な肯定や承認がしやすくなる点です。

上のポジションのまま話し合いを始めると、
「え?それだけ?」「他になんかないの?」とひらくどころか、閉じていく場になります。

自分を一段下げるコツは、敬語や丁寧語を使うこと。
それだけで、相手への敬意が伝わります。
相手も気持ちをひらきやすくなるでしょう。

 

以上、ファシリテーターがまず「ひらく」ことで場に心理的な安心、安全をもたらします。
みんなの意見をたくさん出す(引き出す)ために、欠かせないポイントです。

②チョキ「わける」


チョキチョキしながら、分けていきます。
「わける」ことで「わかる」からです。

ファシリテーターは主に3つの観点を分けていきます。

①時間を分ける
②意見を分ける
③目的に照らして【大事なこと/大事でないこと】

①時間を分ける

予め、進行表(アジェンダ)をファシリテーターが用意しておくのは基本です。

多くの話し合いはタイムコントロールがざっくりです。
よって場当たり的になりやすい。

そもそも時間は有限です。
忙しい中みんな集まっているので、時間配分を決め守らせる。
みんな話し合いに夢中になると、時間を忘れます。

参加者の誰かがタイムマネジメントをしてもいいのですが、
あなたが時間の番人になると参加者も話し合いに集中できます。
時間を意識することだけで、話し合いも引き締まっていきます。

 

②意見を分ける

昔から使われているKJ法なんかは基本技として知っておくと良いと思います。
要はたくさん出た意見を、分類して括ったまとまりに名前を付けていくことです。

【くだもの】
・りんご
・バナナ
・みかん

のように。

 

分けるとは整理することです。
ホワイトボードがあれば、必ず使いましょう。
ライブで分けていくのは、なかなか経験がいることですが、
ハッキリ言いますと、【ざっくりでいい】のです。

どういう軸で分類を決めているのか、とか正確性を求めなくていいです。
なんとなくでよし。
参加者が気づいて提案してくれたりしますから。

ファシリテーターがなんとなくたたき台を作ればいいのです。

ポストイットを使って(貼り出しながら)視覚的に分けていくと効果的です。
要は【全員が同じものを見る】ようにすると整理の価値がグッと高まるということです。

 

③目的に照らして【大事なこと/大事でないこと】

だんだん脇道にそれていくことが多々あるわけです。

盛り上がると各々が勝手に話し出します。
長々と昔の苦労話や演説が始まったり。
「そういえばさ」と思いつきで関係ないこと(本人はそう思っていない)を口にして盛り上がったり。

そこで時間を大幅に消化しないよう、コントロールする必要があります。

軌道修正するには色々技術があります。

【それ、今ダイジじゃないよね!】とバッサリいくのは経験上オススメしません。
角が立つというか、ファシリテーターに警戒と敵対心を生むからです。

ここでは簡単にできる方法を。

・シンプルに「順番」に意見を言ってもらう。
・「それちょっと面白いですね、後でまたゆっくり聞かせてくださいね」と相手を立てながらさらりと論点を再確認する。

ホワイトボードに予め、話し合いのゴール(論点)を書いておくと指差すだけで戻せます。
ちょっと脇道にそれたな、と感じたらマイルドに戻す。
それは大事なことか否か、ファシリテーターは敏感になっておくことです。

 

普段から「それって大事なことかな?」と問うクセをつけるといいですよ。

 

③グー「とじる」

最後はグーの形で話し合いを1つに握ります。
要は、結論を決めるということです。

話し合い最大の難関といってもいいでしょう。
様々な価値観や立場によって意見はバラバラの世の中です。

しかし、話し合いは結局最後には何かの意思決定に向かいます。
いくつかの選択肢の中で絞るケースになる。
とじなければならない。

 

「さぁどれにする?」

 

合意形成のテクニカルなものはありますが、ダイジなのは、要は参加者の納得感。

おすすめは、みんなで「決め方を決めておく」ことです。
ファシリテーターがその促しをしましょう。

・ここでダイジなことってなんですか?
・一番ダイジなことから決めていきましょう。

よく使います。

 


結論が出た。
無事とじられたら終了となります。

 


しかし、実はもう一つダイジなことがあります。
参加者は決定した途端、終了のゴングが鳴っています。

 

「やれやれ終わったー」

 

でもプロの仕事人なら「ちょっと待った!」をかけておきたい。
その決定事項は、”動き出してこそ”初めて合意形成した意味があるのです。

 

もう一つのダイジなことは何か?
(ここが意外と盲点なのですが)

 

それは・・・

 

「いつまでに、誰が、何をする?」のか。

 

ここまでをハッキリさせること。
それが決まらないと、実は物事は動きません。
ファシリテーターは、ここまでサポートしてあげると閉じたと言えます。

 

お疲れ様でした。
ようやくここまで「パーチョキグー」の終了です。

 

いかがでしたか。
ファシリテーターの基本の型は「パーチョキグー」。

あれ?困ったぞ?そんな時はパーチョキグーを行き来してみましょう。
どこかで詰まっているはずなので。

 

ファシリテーションとは終わりなき旅のようなものです。
私もかれこれ17年やってきても、まだまだ反省だらけ。
やればやるほど、奥深さを感じます。

でも、だから立ち止まっていては何もできません。

 

完璧でなくていいから、前進しよう。

 

 

パーして、チョキして、グーする。

カンタンなことからやってみてください。

健闘を祈ります。

 

それでは、また!

 

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