笑っても泣いても2023年、あと数日ですね。
クリスマスが終わって大晦日までの何だかポカっとあく数日間がぼくは好きです。
このポカっとあく数日間。
ぼくは「余白」をつくるように過ごします。
まずは部屋の中に散乱した段ボールやコピー用紙、本や着なくなった服などをバッサバッサと断捨離します。
なんでしょうね。
モノが減ると気分が良くなるのはそうなんですが、とりわけ「床」が広くなればなるほど気分がよりよく変わります。
もちろんいい風に。
何も置かれていない床というのは、自分の心のスペースと比例しているかのようです。前からそんな気がします。
(試しに、目の前のデスクから一切のモノをなくしてみると心の変化がわかります)
床の余白は、心の余白。
このへん、断捨離の達人に聞いてみたいものです。
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同時に、メモクリエイターとしては、頭の中にも余白をつくることの大切さを思います。
心の中のつぶやき(雑音)を書き出すのは、日々の習慣。
3行日記も3年以上継続中です。
加えて、この年末の数日間で今年一年を振り返ります。
振り返りのポイントは、やはり「書き出す」ことです。

できるだけ簡単なフレームでやります。
次の3つの観点でOK。
①今年できたことは?
②今年分かった(気づけたこと)は?
③来年やりたいことは?
A4コピー用紙でそれぞれの観点で1枚。
あとは、思いつくまま書き出す、書き出す。
案外、今年の前半何をしていたのかなんて思い出せないもの。
なので、ぼくの場合は日々の3行日記ノートをパラパラと見返しながら、総括していきます。(昨日のことのように思い出せます、記録の力はスゴいです)
そんな感じで、1年を頭の中で一気に整理。
まるで部屋の中に散らばっていた不要なモノを捨てたり、元の場所に戻す作業のようです。
たまに探していたものが見つかるように、思わぬ発見や気づきがあります。
これで年末、頭の余白を作ることができます。
頭の余白も、心の余白。
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最後は、コミュニケーションの余白です。
おすすめは2つの言葉を使うこと。
「よかった」と「ありがとう」です。
色々あったけど、過去はすべてよかったねという解釈に。
月並みですが最後はありがとうという感謝で締める。
年末、それ以上もう余計なことを話す必要はありません。
他人のことや環境のことをあーだこーだ批評や批判する必要もありません。
周囲への不平や不満、批判や批評は大切な余白を消してしまいます。
試しにそれらを一切封印してみるとどうなるか・・・
なかなかの無口になるでしょう(笑)。
でも、その無口さこそに余白が宿るのです。
どーでもいい余計なことをしゃべることに躍起になるよりも、ニコニコ聴きながら「よかったね」と「ありがたいね」でもう十分なんじゃないかと思うのです。
余白を大切にしてみる。
完璧でなくていいので、少しでもいいから何もない空白をつくる。
余白があるから、そこに新しい何かが流れ込んでくるのです。
流れ去る過去には感謝し、新たにやってくる未来を迎え入れられる自分にする。
それが空間にも頭の中にも、コミュニケーションにおいても余白をつくる理由です。
よかったら、1つでもお試しください。
余白をつくり、よいお年(未来)を迎え入れていきたいものですね。
まさに、ゆく年、くる年です。
最後まで読んでくれてありがとう。
ではまたね。
PS,「まぁいいか」もおすすめです。
参考にしたのは、こちら。おすすめの一冊です。