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【エフォートレス思考】「どうすればもっと楽にできるだろう?」は使える問いになる

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仕事でも、勉強でも、ダイエットでもなかなかモノにできない人ほど
アレもコレもやらなきゃと手を出しがちです。

そして、迷い、疲れたり、めんどくさくなって挫折する。
つまり結果が出ないまま。

私自身がずっとそうでした。

根が真面目だけに、愚直な努力はするのですが、
そもそも「ゴールへの道」が間違っていたらその努力はムダになります。

これまでどんだけムダを重ねたのでしょうか。。

その失敗もいつしかネタになり、基礎体力につながっているので
すべてがムダとは思いませんけど。

実は今、某大学で思考整理術の3回シリーズの講座を
させていただいています。

次がラスト回。
プレゼンが苦手な参加者全員に、
3分間のプレゼンをしてもらいます。

そんな学生たちにプレゼンへのアドバイスをするとしたら?
今回は一冊の書籍からヒントを見出したいと思います。

その書籍とは、これです。

本ブログでは何度か引き合いに出していた
「あなたにとって一番重要なことをやれ」でおなじみ、
グレッグマキューン氏の名著「エッセンシャル思考」の続編です。

まだ読まれていない方はセットでこの年末、
読んでみてはいかがでしょうか?

エフォートレスとは何か?

effortless:努力を要しない、軽々とやってのける。

時代のキーワードの一つになりそうです。

ファッションの世界では、
「肩肘張らず、気取らないスタイル」として使われているとのこと。

私が小さい頃、書道をやっていたことがあります。
よく「努力」や「根性」と書くことが多かった気がします。
もしかして今では「気楽」とか「自然体」とかになっているのかもしれません。

抜け感、とか(笑)。

時代なのでしょう。
かつてのように会社では残業もできず、
ツールの爆発的な進化で効率は格段に進んでいる時代です。

まさに戦略的な手抜きが推奨されている時代なのです。

個人的には努力や根性という手垢のついた言葉は嫌いではありません。
しかし、若い人たちにはあまりウケないのかもしれません。

いかに気軽に成果を出せるか?
それに越したことはありませんものね。

こういう文章も同様です。
カチカチな文章よりも自然体な文体、コンテンツの方が親しみやすいと感じます。

エフォートレスに思考すること。
本書では、その大事さと観点を提示してくれています。

自己表現が苦手な人がエフォートレス思考を使うなら?

「ひたすら努力、練習あるのみ、以上。」
ちょっと昔の私ならこう言い放っていたでしょう。

しかし、時代は令和。
努力や練習が大切なのは変わりませんが、
もっと根性が!とか言っていてもピンとこない人も多いのです。

ならば、私自身が価値観をシフトしていかなければなりません。
相手は変えられませんが、自分は変えられます。

そんな気持ちで本書をパラパラしてみました。

ひと言で言うと、自己表現が上手くなるヒントは、

「シンプルで簡単に伝えていいんだよ」

というメッセージに集約されます。

ポイントは3つ。

①大事なことを見極めよう
②一番シンプルで簡単に考える
③3つのステップで動いて行けばいい

大事なことを見極めよう

要はゴールセットです。
プレゼンに限らず、あらゆる行動にはゴールがあるわけですが、
たいていはボンヤリしたまま走り出します。

だから、迷う、ムダが増える。
「1ゴールは何だろう?」
この問いと答えをはっきりしておくこと。

このへんのくだりは、
前著「エッセンシャル思考」に何度も繰り返し書かれています。

一番シンプルで簡単に考える

・無駄に難しい言葉を使わない
・へんに賢く見せようとか思わない
・「論理的に」を一切思わない

あなたが今持っている「言葉」でいい。
思ったとおり、自然体で言うのが実は一番伝わる。

そういうことです。
たしかにリラックスしている時がもっとも思考が働き、
プレゼンもうまくいきます。

3ステップで行動していく

3の法則といわれるように、
物事は3つに分けて整理すると行動しやすいのです。

ホップ、ステップ、ジャンプ
松竹梅
金銀銅
心技体
ホウレンソウ
三位一体
三権分立
部屋とYシャツと私
などなど。

そういえば、信号も3色ですね。

世の中を見渡すと3つに分類している物事ってたくさんあります。
これらが5つ、とかになると一気にめんどくさくなります。
1つ、2つだと抽象的すぎて何をしたらいいかボンヤリしそうです。

「3」。
この絶妙な数字が心の安定感を作り出し、最初の1歩を促すのです。

たとえば、自分が何かを表現(プレゼン)する場合、

ホップで今日のゴールを。
ステップで1メッセージを。
ジャンプで3つのメリットを語る。

例えばですが、そんな流れでするとか。
ちょっとプレゼンも楽に感じられそうです。

「どうすればもっと楽にできるか?」と考えていい

何らかの問題や壁が立ち塞がった時、
もっと頑張らなきゃ、ではないのです。
まだまだ足りない、ではないのです。

必要なのは、
「どうすればもっと楽にできるだろう?」

というアプローチなのです。

グレッグ氏は本書の中で言います。

「楽をするのは、悪いこと」という思い込みを捨てよう。
そうすれば、目の前に立ち込めていた霧が晴れる。
そして、エフォートレスに日々を生きることが可能になるはずだ。

何かに困ったとき、必死にひとりで抱え込んで
考えたり、調べるのもいいですが、

「これ、誰に聞けばわかるかな?」
そんなアプローチだっていいわけです。
一瞬で解決するかもしれません。

シンプルでカンタンに。
自分がコントロールできることに集中する。

 

決して、真新しいことではないのですが、
世界的ベストセラー作家が「たったこれだけ」と言い切る
のは、何か勇気が湧いてきます。

エフォートレス思考は、プレゼンはもちろん、
生き方までガラッと変えてしまう魔法のようなもの。

しかも、ふつうの私たちが使いこなせる魔法なのです。
ポップでライトに一歩目を♪

よかったら、ご一読してみてくださいね!

それでは、また。

 

 

 

 

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