ハムスターを飼うことにしました。
きっかけは次男くんの誕生日プレゼントとして。
犬猫アレルギーの兄もいることから、ペットを飼うのはずっと躊躇していたのですが、妻と話し合って「小さいハムスターなら・・」と決断。
名前は次男くんが決めました。
「ハムちゃん」
種類はジャンガリアンハムスター
ハムちゃんはまだ生まれてまもない男の子。
以後「彼」と呼びます。
彼が我が家に来てからまだ1週間。
思わぬ色んな変化が生じているのでレポートしようと思います。
*
家庭内が和やかな雰囲気に
正直にいえば、つまんないケンカが格段に減りました。
(こどもたちの、ですよ)
年頃になり、ちょっとした口ゲンカが増えてきたなぁと思っていたのですが、みんなやさしい。和やかな家庭内になっている気がします。
家族みんなでハムちゃんを見たり触ったり。
癒されますね。
ニコニコが格段に増えています。
みんなで仮説思考トレーニング
他人(この場合ハムスターですが)の気持ちをみんなで考えます。
「寒いのかなぁ」
「水の飲み方ってわかるのかなぁ」
「あんまり触ると嫌かなぁ」
子どもでも仮説思考はできます。
仮説をもとにエサの位置を変えてみたり、温度調整をしたり。
他人の気持ちを考えるよいトレーニングができています。
スマホやゲームの時間が減る
年末年始から子供たちはずっとこれ。
近年テレビもなかなかしょうもないので、しがたがないといえばそうですが。
しかし、ハムちゃんが来てからはもう朝からハムちゃんです。
学校から帰ってまずハムちゃん。
お風呂上りもハムちゃんです。
もちろんスマホやゲームも楽しいのでしょうが、リアルな生き物への関心がこんなにあるとは驚きです。
なにかを育てる。
やはり最高のエンターテインメントなのかもしれません。
ペットを飼うのはこんなに楽しくやさしい気持ちになるんですね。
じつは、もう1つ思い出したことがあるのです。
*
あれっ?
おいおい、この空気感なつかしいぞ。。
そうだ、わが子が生まれたときの感覚に似ている。
じぶんの子どもがわが家にやってきたとき。
たしか妻ともっと仲良くなれた気がしました。
ふたりでずっとわが子を見つめながら、あーでもないこーでもないと仮説を立てながら楽しく話し合っていたこと。
当時仕事のことばかり占めていた頭の中が、ガラガラッと入れ替わっていくかのように、リアルな命を育てる責任感や楽しさに気づけたこと。
そう、あの当時の雰囲気や気持ちと同じなことに気づいたのです。
喜びにあふれる空間。
命ひとつの影響力ってすごいなぁと。
この素晴らしい変化、いつまで続くでしょうか。次第にペットがいることへの慣れもでてくるでしょう。
でも、ハムちゃんがこどもたちにとって今のところ過去最高に喜んでいるプレゼントになっていることは確かです。
そして。
ぼくにとっては、わが子たちが最高のプレゼントなんだなと再認識できたのも素晴らしいことだと思います。
それでは、また。