【コトではなくヒト】将来やりたいことを見つけるヒント

今回の記事では、上記のような悩みを抱えている人に向けてのヒントです。

答えはシンプル。
結論は『コトではなく、ヒトを探そう』です。

では、解説していきます。

 

 

そもそもやりたいことなんてなかなか見つからない

 

私はこの2年間、ご縁がありましていくつかの大学で講師をしています。
学生から様々な相談を日々もらいます。
その中でも多いのは、「やりたいことが見つからない問題」です。

ふりかえると私もそうでした。
就活時ですら何をやりたいとかありませんでした。

正直社会人になっても定期的に思い悩むものです。
いろんな経験を経てあるタイミングでようやく何か見えてくる。
そんな感じでした。

つまり、長期にわたって付き合うような問題なのかもしれません。

そんな問題に20歳前後の若い子がどう向き合ったらいいのか。
経験も知識も少ない中でどう見つけるのか。

「わからない」のは当たり前といえます。

しかしながら、最近の大学では1回生のうちからキャリア開発の授業があるので、
まだ入ったばかりなのに、「将来やりたいことはなんだろう？」と考えます。

考えるきっかけを与えるのはいいとして、
学生としても何かもう少し思考を進めるヒントが欲しいわけです。

 

なら「問い」を変えてみる

 

実際に相談にのりながら、問いを変えてみました。
１つの問いで行き詰まる場合には、少し切り口を変えてみることが大切。
たとえば、「好きなことは？」。
やりたいの源は「好き（興味関心がある）」という感情から。

問いの切り口はいいのですが、
大体出てくるのは「ゲーム、ティックトック、ユーチューブ・・」終わり。
案外すぐ行き詰まります。

これからの学生生活を通して関心を少しづつ広げていこうと励まします。

別の問いとしては、「今、やりたいことは？」
将来のやりたいことが分からないなら、「今」やりたいことを洗い出す。

そして片っ端からやってみる。
その経験の先に将来のやりたいもつながっているから。

これも悪くない切り口だと思います。
未来をモヤモヤしてじっとして動けないのはもったいないです。

何でもお試しで動いてみること。
結局、あらゆる相談がこのアドバイスに収斂されることが多いわけですが。
（これがまたなかなかできない子が多いのも現実・・・）

こんなふうに色々試行錯誤しながら相談にのっています。
しかしながら思います。
もうちょっと学生が長期目線で考えられ、視野の広がる問いってないだろうかと。

ありました。
見つけましたよ。
今どきの学生にも割とスッと入るようで、重宝している問いです。

それは・・・

 

コトではなく、ヒトを探そう

 

なのです。
つまり、いきなり「やりたいコト」、ではないのです。

その前に、「あなたが好きなヒト、尊敬するヒトは？」から。
もし思いつかないなら、あなたが好きなヒト、尊敬するヒトをまずはたくさん見つけてみよう。

そして、「その人たちがいったい何を目指しているのか？」を調べるのです。

憧れの芸能人でもいいし、
偉人でもいいし、
サークルやバイト先の先輩でもいい。
案外、身近にいたりするものです。

日本人だけでなく、外国人でもOK。
亡くなった先人でも、何ならアニメのキャラクターなど架空の人物でも構いません。
とにかく、素敵と思えるヒトをピックアップします。

そして、その方々が、何を目標にしているのか？
何を目指していたのか？を知る。

すると、自分の経験値にはない視野の広さや視座の高さに触れられます。

そもそも好きで憧れているヒトですから、自分も同じ方向を目指してみたい！
と重ねやすいわけです。

この方法だとジィ〜と座ったままではなく、
何かしらアクションをしやすくなりませんか？

学生の方々が欲しいのは、「参考」なのです。

「好きなヒト？う〜ん、、ゆうちゃみ」
とある学生は答えました。

ゆ、ゆうちゃみ？

その方を私は存じ上げなかったのですが、
それでも対話は続きます。

「では、ゆうちゃみさんがどんな目標を持っているか、
どこを目指しているのか？を調べてみて。

ブログとか、インタビュー記事や、SNSなどから何か
見つけられるはず。

わかったら教えてね。」

好きなヒトが何を目指して頑張っているのか。
そこはむちゃくちゃ興味があるわけです。
憧れている人が持っている「目標」「夢」を知る。
それは何より自分の未来への強力なヒントになるでしょう。

「尊敬する人、好きな人は誰ですか？」
まずはそこから、でOKです。

それでは、また。

 

PS,
ゆうちゃみさんの目標・・・それは、、

「ギャルのトップをとること」だそうです。

（ギャルトップって一体・・）