他人と過去は変えられない。
そんなこと、耳にタコができるぐらい何度も聴いている。
なら未来は?
たぶん変えられる、はず。
それはなんとなく分かっている。
でも、どうやって未来を変えていけるのかは、あまり知らない。
実は、かんたんだ。
いますぐ語尾を変えればいい。
そう、言葉の終わりの部分(助詞)のこと。
語尾を肯定的な「かも」にする。
たったそれだけ。
-
できるかも
-
うまくいくかも
-
チャンスかも
そんな肯定的な「かも」をひたすら飛ばしつづける。
ぼくらの脳はプラスの予感に反応し、行動を変えやすくしてくれる。
いま胸の内がどんな予感で満たされているかで未来は変わる。
まちがっても、否定的な「かも」は避けよう。
-
できないかも
-
またダメかも
-
ピンチかも
それも脳は素直に反応し、その言葉通りに思考や行動を萎縮させてしまうから。
そう、未来を決めていたのは「かも」という2文字だった。
ぼくたちが本当に必要とするものは、いつもシンプル。
かもの法則。
2009年当時、ぼくはじぶんに自信を失っていた。
そんなぼくをたった2文字で救ってくれた一冊。
たしかに未来は語尾で変わった。
日本のメンタルトレーニング指導の第一人者。
西田文郎先生。
最近、再び読み返す機会をいただきました。
第1章を読むだけでエッセンスをつかめる素敵な仕立てです。
また、勇気をいただきました。
しんどいときって、一見アホらしいと思うぐらいシンプルな知恵ひとつがいいのです。アレコレ理屈とかフクザツなことはあんまりいらない。
だから、あなたにも伝えたい。
困難に出会っても、あきらめないで。
いま、あなたに足りないのは能力でも努力でもないよ。
かもの2文字。
目の前の現実に肯定的な「かも」の2文字をたくさん飛ばすこと。
未来を素敵に変えていくなら、たったそれだけでいい、、、、
かもです。
それでは、また。