週に何回か先生と呼ばれています。
大学講師。これも何かの縁だと楽しんでいます。
学生にはどんな質問でもしていいよ、と伝えています。
授業中の質問はほぼ皆無ですが、後のメールは騒がしい。
ほんとにいろんな質問がやってきます。
授業テーマには1ミリも関係ない質問が圧倒的に多いわけですが、回答しながら私の中でちょっとした気づきもありました。
今回、まずは学生さんから一体どんな質問がきて、それにどんな回答をしているのかをほんの一部ですが、シェアしたいと思います。
その後で、私が気づいたことをお伝えします。
ではいきますよ!
こんな感じです。
もう多種多様。
しかし懸命なあなたならもう、お気づきだと思います。
どんな質問に対しても、私は試行錯誤することをすすめることにしているのです。
”人に答えを求めてもしょうがないな。結局、物事って自分の中で自問自答したり、色々動いてみて学び取っていくものなんだな”、と若い人たちに悟って欲しいからです。
どうしても今の世の中ってハック的なものやショートカットできるノウハウをついつい求めがちじゃないですか。
ネット上にはなんでも答えらしきものって転がっているし。
実際中には効果的なものもあるでしょう。
でも、最初からそんな単純な答えばかりを求め、手触りのよい答えを誰かにもらったとてそこに本当の価値はないものです、経験上。
なぜなら、人それぞれ答えは違うから。
じぶんだけの答えってあるんですよ。
ポンとたまたまうまくいったことよりも、何度もやってみてうまくいかなかった、失敗して時には傷ついた、そういった経験からにじみ出る知恵こそ人生を支える土台や自信になっている気がするのです。
なので、要は若いうちは「とにかく手数を出しましょう!」ということなんです。
試行錯誤という一種のゲームを楽しめるじぶんになっていけば、学生生活だけではなく、その後の人生だって楽しめる人間になれるんじゃないかな、と私は思うのです。
なんだったら、アラフィフになったぼくにおいても未だ試行錯誤の毎日なんだと付け加えておきたい。
私もあなたも「ジャブを繰り出そうぜ!」ってことですね。
ちなみに、先日ある学生から「先生の髪の毛、地毛ですか?」という質問もいただきました。いささか複雑な心境になりましたが、まぁまぁ・・・
「ズラに見えますか?正真正銘の地毛ですよ!」
学生の問いへの回答は続く。
それでは、また。