「そもそもあなたは何がしたいの?」
イタタタ。。
この質問をされると胃がキュッ〜と痛くなる。
それが大事な問いだってことぐらいわかっている。
ぼくだって即答したい。
できる自分がいたらなと思う。
目的という言葉の意味はわかるんだけど、
では、じぶん自身の目的が「何なのか」となると、急にレンズが曇る。
わからないまま走っているんだよ。
もういい歳してさ。
一体どこに向かっているのか・・・。
そんな悩みや不安、あせりを感じたことってないでしょうか。
ぼくは30代半ばまでずっとこんな感じでした。
軸がないというか、方向性がないというか。
「じぶんの人生の目的はいったいなんだろう?」
いくら考えても見つからなかった。
目的を見つけるってムズカシイ・・・。
でも、少し視点をちょっと変えるだけで、実は目的って見出せることに気がついたのです。
人生の目的、一緒に見つけていきませんか?
そんなヒントをお話しします。
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結論を言うと、目的を見つけるためには、目的自体を探さないことです。
その代わり、先生を見つけましょう。
「目的」そのものではなく、「ひと」を探すのです。
この人から人生を学びたいという先生が見つかると、自分自分の目的が見つかる
あなたが今何歳だろうが、先生を見つけることはできます。
どんな分野でも、仕事でも趣味でも、先生を見つけることはできます。
先生かどうかは、あなたが決めればいいことです。
年上か年下か、男か女か、資格があるかどうかは関係ありません。
その人が歩んでいること、目指していることを理解し、真似る。
そこからはじめるのです。
最初は先生とまったく同じでも構いません。
先生の目的をなぞりながら、次第にじぶんなりに方向づけしていくと思います。
気がつくとじぶんの目的になっているでしょう。
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ぼくの場合、先生と心の中で呼んでいる人は数名います。
人生の目的に最も影響した方といえば、あるひとりの作家の方です。
もうシンプルな実践でいいんじゃない?
ブレずに1つのことをやったら?
カフェでもらったこのひと言がぼくの背中を押して、独立に至りました。
その後「シンプルに考え、動ける人を増やす」というマイミッションにつながりました。
実際彼のことを先生と呼んだことはありません。
でも、心の中ではいつも「先生」なのです。
彼が理想とする生き方、考え方に首がもげそうなほど共感したのです。
出会いが、ぼく自身の目的にまでつながっていたわけです。
人との出会いは目的をつくり出す
その先生とは数年お会いしていませんが、今でも「先生」です。
目的ではなく、魅力ある「先生」を探してみる。
その方が、なんかグッと動きやすくなると感じませんか?
「あ、この人なんかいいな。」
それ、先生かもしれませんよ。
それでは、また。