誰かと出かけることは楽しい。
でも、
ひとりで好き勝手に散策してみるのも、これまた楽しいと感じます。
しかも、スマホで情報収集なんかせず。
極力位置情報も使わず。
人間の直感に頼って進んだり、戻ったり、決めていく。
(最近ひとり散策した城下町です)
なぜひとりが楽しいのでしょうか?
ふだん意識しない、人間の五感を動かすからかもしれません。
人といると、相手を意識しておしゃべりしたりなんやかんや気を遣います。
それはぼくだけかもしれませんが。
でも、ひとりならじぶんの目で景色を捉え、
聞こえてくる音に主体的に耳を澄まし、
ふとした匂いに疑問を持って寄って行ったり、
いつもならしないはずの知らないおばちゃんに話しかけたり、
これまたいつもなら素通りするはずの建物の柱が妙に気になって触ってみたりします。
なんとなく美味しそうだな、と直感で買ってみて食べ歩きなんかしたり。
最近、ひとり散策していますか?
できたら土地勘のないはじめての場所なんかが最高。
(早く堂々と旅行できるようになったらいいですね)
しかし、別にそんな遠出しなくてもいいと思います。
なんなら、いつもの近所の公園でも。
ぼくは、ひとり散策と称して、たまにコンビニでソフトクリームやアメリカンドッグを買って、ぶらっと近所の公園でぼっ〜と食べたりしています。
ひとりだと、色々気づくんですよね。
感性が働きやすい、のだと思います。
孤独の効用です。
もともとある五感が動き出すから。
五感が動き出すと、人はどんどん楽しくなります。
家の中にずっといると、
なんだか五感が鈍っていく感じがするのはぼくだけでしょうか。
たまには散策しながら、五感を確認し、とり戻していく。
豊かさってこういう時間のことを言うのかもしれませんね。
それでは、また。