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【ウィルスミス、壇上でビンタ敢行】言葉の扱い方を考えるきっかけになるといい

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27日のアカデミー賞授賞式で、俳優のウィル・スミスさんが舞台に上り、コメディアンのクリス・ロックさんの顔をたたく一幕があった。2人はその後もやり合ったが、米国ではテレビ中継が一時期止まる騒ぎとなった。 ロックさんはドキュメンタリー部門の受賞者を発表している最中に、スミスさんの妻を指して「G・I・ジェーンの続編を楽しみにしている」という発言をした。スミスさんの妻の短髪をジョークにしたとみられるが、直後にスミスさんが客席から舞台に上り、ロックさんの顔をたたいた。米国での放送はその直後に止まったが、米メディアによると、スミスさんは席に戻った後も放送禁止用語を使いながらロックさんに向かって「妻の名前を口にするな」と怒鳴った。スミスさんの妻は、脱毛症であることを公表している。  主演男優賞は「ドリームプラン」のウィル・スミスさんが受賞した。  スミスさんは、テニス界のトップに立ったビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹の父親リチャードを演じた。  スピーチで「なんていうことなんでしょう。リチャード・ウィリアムズというのは、本当に強く家族を守った男です。この瞬間ですが、私は圧倒されています。神様が私に求めていることに圧倒されています」と切り出した。  続けて「(自分が)悪口を言われても、ビジネスのなかで、自分が軽蔑されることになれなくては。ニコニコしなくてはならない。自分は、愛情のための船のような存在になりたい。みなさんに謝罪をしなければならない」として、自身のステージ上の振る舞いについて謝罪した。  また、「受賞したので涙を流しているのではない。人々にたいして光をさすことができる。キャスト全員、スタッフ全員に対して光をさすことができてうれしいんです」などと語った。(朝日新聞より引用)

 

ちょっと驚きましたね。
お〜あの温厚そうなウィルスミスさんがアカデミー賞の壇上で・・・

子供の頃に熱中したプロレスのリングを思い出しました。
公衆の面前でビンタするってアントニオ猪木さん以来じゃないでしょうか。

ビンタされたクリスロックさん。
アカデミー賞のプレゼンテーターをするくらいですから、米国では有名な方なのでしょう。

しかしながら、どうやら以前にも差別発言をなんと同じアカデミー賞でしていたようです。

2016年、ロックは第88回アカデミー賞授賞式で「アジア人は数学が得意」といったステレオタイプを強調した寸劇と、「アジア人は勤勉で性器が小さい」といった内容のジョークを披露した。これに対し、アジア系アカデミー会員たちが、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーに抗議の手紙を送った。(wikipediaより)

おいおいロックさん、ふつうにダメでしょ。
どうして再びアカデミー賞に登場しているのかが謎です。

今回の件、動画を確認しましたが、ジョークに笑う会場の中で、ウィルスミスさんも途中までは笑っていたようです。
ところが、妻の容姿に触れた途端ブチギレてしまったみたい。

前提として暴力は決して容認されるものではありません。
しかし、この流れでみると、例えジョークだったとはいえ、ウィルスミスにとっては言葉の暴力になっていたことを見逃してはいけないでしょう。

家族を侮辱されても我慢してヘラヘラ笑って受賞するよりも、
誤解を恐れずに言えば、壇上であろうが、授賞式であろうが家族の名誉のために怒りを示す父親(一人の人間)のあり方に共感します。

もし自分が家族であるならば、そんな父親を誇りに思うでしょう。

もちろん暴力を容認するわけではありませんよ。
ウィルスミスさんも公の場でやらかした点については何かしらペナルティはあるでしょう。
彼も甘んじて受けるはずです。

このハプニング。
どんな世論が展開されるのでしょうね。

「暴力は絶対にダメ。」
それだけでなく、人の心を思いやる言葉の扱いついても皆が学びあえるきっかけになるといいなぁと感じています。

笑いは大事だけれど、
なんでもかんでも笑いにすればいいわけじゃない。
アメリカのプロのコメディアンのレベルってそんな感じなのでしょうか?

言葉って、本当に人の心を癒やすことも勇気づけることも笑顔にすることもできるけど、
簡単に傷つける暴力にもなるわけですよね。

言葉というものは、人を元気にするツールでありたい。
今回を機に改めて「自分ごと」として考えていきたいと思います。

それでは、また。

 

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