頭がモヤモヤしたまま過ごしていませんか?
こんにちは、駒込浩明(こまごめひろあき)です。
パフォーマンスパートナーという仕事をしています。
・1000社を超える企業への企画提案
・3万人以上への研修講師経験
・ベンチャーから1部上場企業までの管理職経験
を経て、現在に至ります。
組織でも個人でも仕事でうまく成果が出ない、
でも頑張っている人たちやチームを
下支えしていくのが私の仕事です。
どうやって?
基本はシンプルな「思考整理」技術を手渡すことのみ、です。
大体90分〜180分間のワークショップで【基本編】は終了です。
あとは定期的にフォローしながらですが、
みんな自分で勝手に実践して結果を変えていきます。
どうして今、思考整理が大事なのか?
昨今、多くの方々が頭のモヤモヤを抱えたまま仕事をしているからです。
あなたはどうでしょうか。
モヤモヤ掃除は得意な方ですか?
モヤモヤ増大の背景にはいろいろあると思いますが、
✔️変化が激しく、今までの成功パターンが通じなくなってきた。
✔️価値観が多様化して人材育成(OJTもOFFJTも)が機能していない。
✔️情報量は数年前に比べて格段に増えている一方、うまく活用できない。
ただただ頭の中が複雑な状態になっている。
どうすればいいのか、みんなよく分からないまま仕事をしている。
ちなみに最近、よくわからない業務が異様に増えてませんか?
なんだか、フクザツだ。
なんだろ、この漠然とした不安や焦り。
妙にやってくるイライラ。
メンバーだけでなく、実は中間管理職、経営者も同じ気持ちです。
今年は新型コロナの影響でテレワークが当たり前になりました。
様々な常識が変わっているまさに時代の変化に直面し、
モヤモヤする時間が多くなっているのではないでしょうか。
今、欲しいのは新しい知識でもノウハウでもなく、
まず今日の青空のようなスッキリした頭の状態を作れる自分です。
自分の思考が整理されたベストな状態。
一言で言えば「集中力」。
もし毎日そんな状態で仕事ができたら、どうでしょうか?
自然とパフォーマンスが変わりますよね。
まず上司であるあなたが頭の中をスッキリさせられているか。
それが大切です。
ではどうやって思考整理ってするのか?
実践はいつもシンプルです。
紙×手書きというアナログな方法です。
昔から仕事の出来る方々は、メモしながら頭を整理してきました。
エジソンやアインシュタイン、レオナルドダヴィンチらかの有名な偉人たちですら膨大なメモを書き残していることで有名ですよね。
あなたは最近、紙に何か字を書いていますか。
内面にうごめく言葉を自由に紙に吐き出してみましょう。
試しにやってみてください。スッキリするはずです。
手は第2の脳と言われます。
使わないと脳が硬くなっていきますよ。
管理職の悩みNO1は「部下育成」がうまくいかないこと
なんだそうです。
先日のネット記事でチラッとみました。
もはや永遠の課題ですね。私もかつて悩んだひとりです。
でも今、私は本気で終止符を打ちたいと思います。
しかも、シンプルに。
私はシンプルさにこだわります。
複雑な理屈やノウハウは続かないからです。
今あなたが管理職だったら
試しに、その辺の裏紙でいいので、
部下の名前を漢字フルネーム書いてみて?とお伝えしたい。
メンバーだったら、同僚や上司の名前を。漢字で、ですよー。
たぶんカンタンに書けますよね。
万が一、書けなかったら、、、?
はい、イエローカードです。
名も知らぬ相手をどう指導できるというのでしょう。
・・・とセミナーではちょっと意地悪なことを言ったりします。
書けるように今日のうちに確認しておきましょうね。
相手の名前を書けるというのは相手を尊重する基本姿勢につながっていますから。
人材育成とかそんなに難しくフクザツに考えなくていいのです。
決して簡単だとも言えないけど。
多くの管理職が、最初に押さえるところを意外と押さえられていない。
というかそのポイントにすら気づいていないのです。
人の育成は、理解が8割
結論をいうと、
人材育成の難しさの本質とは、相手をよくわかっていないことにあります。
ここを謙虚に受け止めることからなのです。
結構私たちは、わかったふり症候群(笑)。
だから、コミュニケーションが的外れになる。
いざ何かのプロジェクトが始まっても、意思疎通できない。
肝心な時に部下の気持ちをつかめない。
闇夜に鉄砲を打つようなコミュニケーションになったことありませんか。
それでいて、自分の思い通りにならないと相手のせい。
「アイツ、一体何を考えているのか分からない」と愚痴る。
以上は、私の失敗経験です。。
焦ってはダメなのです。
焦る上司ほど部下から見て不安になることはありません。
管理職になると途端に、なぜか焦って伝えることばかりを先走ってしまいます。
理解をしよう。ここが人を育てる8割です。
相手はあなたとは別人格。
価値観も生きてきた経緯も違う。
あなたの思い通りになるわけがない。
相手をとことん理解することで、あなたもようやく理解されるのです。
理解しようというシンプルな行為にこそエネルギーを注いでください。
それを忘れ、研修や書籍で学んだマネジメントノウハウをやみくもに打ったとしても、それらは静かにスベリ続け、信頼を失うという結果を招きます。
とってつけたような言葉を使いだすと、部下は冷めていきますよ。
大事なのは、大先生が書いたビジネスノウハウ本ではなく、
ひたすらパソコンの画面を見つめることでもなく、
大切なひとりの部下の話に耳を傾け、理解を深める続けることなのです。
こんなこと、当たり前ですか?
当たり前のあなたなら、悩みはないのかもしれません。
部下は勝手にノビノビと育っていることでしょう。
ノビノビと育つ環境づくりこそ、上司の腕の見せどころです。
ここでいう環境づくりとは、聞くことです。
理解されているという安心の土壌を作ることなのです。
人は自分のことが理解されているという安心を感じると、
新しいことにチャレンジする勇気が湧いてきます。
相手を理解することから組織の好循環って生まれてくるのです。
でも、土壌がまだできていないなら?
やるべきはただ1つです。
とことん聞いて、理解を深めていく。
オンラインだろうが、オフラインだろうが同じです。
相手を理解することに最大の焦点をあてましょう。
もちろん相手の話を忘れないようメモをとりながら。
相手の話をさえぎらず、被せることなく、まず最後まで(我慢して)聞く。
このコミュニケーションの基本ができているかどうか。
このシンプルな1点をチェックしてみてください。
経験上、効果大です。
ほとんど問題はここに起因するので。
ちなみに夫婦間でも同じですよね。
パートナーの話を最後までさえぎらずに聞く。
最高の練習であり、相手との良好な関係を育む実践です。
・・・と書きながら思いました
・・・おまえ偉そうに、と💦
私も常にできているわけではないので、自戒を込めて。
部下育成については、
もちろん他にも押さえるべき考え方や実践のコツがあります。
また追々書いていきたいと思います。
どうぞご参考までに^^
応援しています。
それでは!