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自分を「変える」より「整える」。

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1996年、日産のCMでイチローが言っていました。
「変わらなきゃ」
いま自分を変えようと、もがいているあなたへ。

自分を変えようとしなくて、いい。

それよりもっとおすすめの考え方があるから。

 

解説します。

 

 

自分を「変えよう」の根底には何があるのか

私は会社員時代、ずっと変わらないとダメだと感じていました。
根が真面目だったので。

上司にも度々言われていました。
「変わらないと、な!」

うまくいかない原因は全て自分、だから自分が変わらないと。
でも、人間そんなすぐに変わりません。

・なかなか変わらない。
・無駄に焦り、イライラ、クヨクヨする。
・気力が落ちてくる。
・結果、またやらかす(または問題は残る)

そんな悪循環を繰り返していました。
毎日、自分を変えよう、変わらないとこの先ないぞ、
そんな刷り込みを無駄にたくさんしていたように思います。

今なら、わかるんですけどね。
それ逆効果な、と^^

なぜか。
結局「変わらないと」の根底にあるのは「自己否定」だからです。

自分をダメだと思っている自分がずっといる毎日。
それは次第に自己不信につながりますよね。

気力が落ちていくのは当たり前です。

「変わらなきゃ」
このワンワードに苦しんでいる人がいたなら
そっと言ってあげたい。

頭の中にある「変わらなきゃ」という言葉。
これをほんの少し変えてみませんか、と。

 

 

「変えよう」ではなくて「整えよう」

結論を言えば、
自分を整えよう、にしましょう。
②そして、整える具体的なアクションをとればいいのです。

まず前提を入れ替える。

変わらなきゃ→自己否定
整えよう→自己肯定、です。

つまり「整える」というのは、もともと私はOKな存在という前提に立てるのです。
整えさえすればさらに良くなるよ、ということです。

前提を入れ替えること。
それは私にとっては世界の見え方がガラッと変わった瞬間でした。

次にやることは行動です。
自分を整える具体的なアクションは、メモ書きが有効です。

①自分の良いところは何か?(できたら20個以上)
②今、気がかりなことは何か?(頭の中空っぽになるまで)
③今、できることは何か?(スモールアクションで)

例えば、上記3つを裏紙でいいので、頭の中から弾き出すように書き出します。
ゴチャゴチャした引き出しの中のモノを一旦全て机の上に出す感じです。

書き出した紙を眺めてみると、頭はすでに冷静なので客観視できます。
すると自分が何を考え、次にどう動いたらいいのか、どこを修正すればいいか、などいろいろ見えてきます。
ヒントは自分の中に結構あることに気づけます。

何より優先順位を付けられる。
これが書き出す、眺めることの大きな利点です。
頭の中だけではなかなか難しいことではないでしょうか。

大事なことと大事でないことを仕分けでき、
順番を整理できたら、
かなりスッキリ感があると思います。

・自分の強みや武器はこれだ。
・なんだ、まだやれることがたくさんある。
・これはどうでもいい。気にしなくていい。

整理とは自己否定ではなく、自分に期待する状態になれるのです。
この「期待」するって結構大事です。

なんでも物事がうまくいった時を思い出してみてください。
あなたの実力が出せている時って、
自分に期待し、自分を信じられた時ではなかったでしょうか。

変わらなきゃと焦り、自分の気持ちを下げるよりも、
メモ書きしながら、自分を客観視していく。
自分の良さを、必要なものを引き出しやすい状態にしていく。

後者の方が、圧倒的に良くないでしょうか^^

 

 

「整える」はすべての暮らしの中で

まずは自分を。
そして、仕事や生活や人間関係、そして人生を。
頭の中でモヤモヤしている時間はもったいない。

私はメモ書きというライフスキルを活かして
様々なシーンで「整えていく」ことをおすすめしています。

今年は、自分と向き合える時間が強制的に増えました。
同時に自分はこのままでいいのか、
仕事や人生は、など悩むことも増えた方も多いはずです。

変わらないと、と焦るのではなく、
落ち着いて紙とペンで自分を整えて次の時代に備ていきましょう。
どんな時代がきたとしても、自分を整えて活かしていく術があれば大丈夫です^^

 

「変わらなきゃではなく、整えよう。」

 

今日のお話、いかがでしたでしょうか。
途中から、20代の駆け出しコンサルタントだった頃の私自身にアドバイスしているように書いていました。

昔は、毎日肩に力を入れてガチガチでした。
整えよう、これで余計な力がフッと抜ける方もいるのではないでしょうか。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。

私はこの話を講座で話すことがあるのです。でも、私のような無名なコンサルタントではなく、
ぜひイチローさんに言ってほしい言葉です(笑)。

それではまた!

 

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