結論から言うと、その答えは「日記」です。
もしあなたが今から人生に奇跡を起こしたい、なにか逆転劇を起こしたいと思うなら、もはや日記習慣の1択なんじゃないかって思うのです。
もちろん、世間では有能な人たちがいます。
そういう人は日記なんかしなくてもグイグイ結果を出していくでしょう。
しかし、僕のような「ふつう・不器用・なにをやってもイマイチ」な人間にはいつも自分を下支えし、押し上げていく何かが必要なのです。
それが、日記習慣なのです。
なぜ日記なのか?
日記を書き続けることで、様々な効用を自然とコスパよく手にできるからです。
ここでは3点にポイントを絞りたいと思います。
①言葉を扱う力
そもそも「言葉を扱う」なんて表現すらあんまりしないと思います。
しかし、社会で生きていく上で言葉を自由に扱えないとかなり不自由なはずです。
語彙の数、自分が思っていることを的確に表現する、相手の言っていることを的確に理解すること・・ここを磨いていくことで、自由度はかなり変わってくるでしょう。
でも問題なのは、どうやって磨くか?なのです。
読書という王道トレーニングも習慣化していきたいところですが、
今の大学生なんかに聞くと「1ページで眠くなる」とかぬるいことをいう学生が多い。
SNSとかゲームは飽きずにずっと見ているのにね。
でも不思議なことがあります。
日記の話をするとなぜか「やってみようかな」と興味をもつ人が割と多いという事実です。
1行でもいいよ、今日のことを書いてみて。
数年やったら確実に変化しているよ、そんな感じでおすすめしています。
②自分を方向づける力
「あなたは今どこに向かっているのですか?」
「そもそも何がしたいのですか?」
こんな問いかけされると、ちょっと胸が苦しくなりません?
かつて20代の頃、ぼくはこれらの問いが大嫌いでした。
なぜなら、「答えに窮する」から。
それが見えたらどんなに毎日に活気がでることか、と悩みの種でした。
ぼっ~と日々を生きていてもなかなか見えることはありません。
しかし、ヒントは毎日目の前を通り過ぎているのです。
ただ今の自分は気づかないだけ。
気づけるようになるには、日記なのです。
自分は何に関心があるのか?
どんなことを楽しく感じ、どんなことに嫉妬したり、悔しさを感じるのか?
日々の感情を言語化して書いていくと客観的に分かってきます。
それらが積み重なっていくと、ある方向性に向かいたい自分という存在に気づきます。
これは毎日をふりかえって文章にしていくことで気づけるのです。
③優先順位設定力
「いま、あなたにとって大事なことはなに?」
そう聞かれて、即答できるでしょうか。
「んん、それは・・・・」となってもOKです。
みんなモヤモヤしながら日々をがんばって生きているのですから。
しかし誰にとっても1日の時間は24時間。平等です。
時間とは人生だと置き換えるならば、与えられた時間という資源をどう配分するのかが一番の課題なのです。
自分にとってどんなことに時間を使うべきなのか?
そこにいつも明確な答えを出せる自分になれたら、どうでしょうか。
時間配分なんてあんまり冷静に考えることも少ないかと思います。
「え?そんな大事なこと、学校で習わなかったよ~」
そう、人生で大切なことほど意外と誰も教えてくれないものです。
しかし、日記を書くようになると、自然と大事なこととそうでないことが分かってきます。
それは人それぞれ違うので、誰かに答えを求めるようなものではありません。
自分で気づく、決めることなのです。
このトレーニングができるのも、日記だけなんじゃないかなと思います。
これら、言葉を扱う力、方向づける力、優先順位付け、
一朝一夕では身に付きませんが、コツコツ鍛えていくことができるのです。
それが日記というツール。
なんか昭和的でアナログな、一見ちょっと小バカにされがちな習慣なのです。
みんな「日記ですかぁ?はぁ」とバカにするので、ほぼやりません(笑)
(小さい声で言いますが、だから勝てるのです)
ぼくはもうかれこれ10年ほど継続しています。
ふつうのノートにペンで書くというありきたりなやり方です。
あんまり方法論にこだわらずにシンプルにやる方が続きます。
やってみて思うことは、日記習慣は本当に自分を下支えする土台になるってことです。
先にも書きましたが、ぼくは一流大学を出ていませんし、
「ふつう・不器用・いまいち」の3拍子揃ったしょうもない人間です。
でも、コンサル会社でそれなりに活躍し、自分のやりたいことを見つけ独立し、
素敵な妻と子どもたちと幸せに暮らしています。
その幸せの要因は、たぶん日記習慣があったからなのです。
日記習慣でこの先も奇跡を起こせるのか、信じるか信じないかは・・・自分次第~!!
ということで、僕はこの習慣を継続していきます。
よかったらあなたも。
本ブログでは他にも「書き出すこと」を推奨する記事をたくさん出しています。
よかったら他の記事も参考にしてほしいと思います。
それでは、また。
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