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なぜ新年に立てた「目標」は毎年達成できないのか?

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新年になると、何か新しい目標や抱負を立てたりしますよね。
これは毎年やってくる時間の節目をうまく活かした人間の智恵と言えます。
あなたも何か立てましたか?

・・・・え、もう忘れている?
まだ20日ですよ。
んなバカな^^

一説によると、人は1月の2週目になると約8割の人が「忘れ」、さらに2月2週目までには約8割の人が「諦める」んだそうです。
ならば年末になると・・・見る影もないでしょう。

「よく忘れ、すんなり諦める。」
これも人間の智恵、なんでしょうか。

 

結局意味ないやん、目標設定って

なんともせつなくなりますね。
しかし、もしあなたが今より進化したいなら目標というツールはうまく使った方がいい。
言わずもがなですね。

だから毎年やってくる正月や誕生日、月初など時間の区切りをうまく活用してきたはずなのです。
ただ「立てる→忘れる、また立てる→また忘れる・・・」の繰り返しをしてきただけ。
この愚のワンパターンを繰り返してきただけ。
(いえ、決してバカにしているつもりはありません、私もその一人ですから)

でも、こんなんでは知性のかけらもないじゃないですか。
考えてみたのです。
なんで目標は達成されないのだろうか?と。

前置きがダラダラ続きましたが、結論を端的に言いますね。

 

「理由が8割」だからです。

 

本記事を読めば、今年からあなたは今までのワンパターンから抜け出せます。

シンプル思考でいきましょう!

 

解説します。

 

達成できない原因①「その先にある理由が弱い」

ほぼこれです。
理由の弱さ。
理由8割なのに、その8割が弱かったらそりゃ熱量も下がります。
簡単に諦めるでしょう。無理ゲーなのです。

何か目標を立てたとします。
目標自体は実はなんでもいいのです。
大切なのは、その目標を立てた理由(動機)です。

・なんで10キロ減量したいのか?
・なんでTOEIC900点取りたいのか?
・なんで年収1000万を超えたいのか?

理由がボンヤリしていると、その目標もボンヤリしてきます。
ではその理由を知っているのは誰?たった一人だけです。
そう、あなた自身。上司も同僚も家族も知りません。

なので、内なる声にしっかりと耳を傾ける必要があります。
ポイントは理由は理由でも「切実な理由」です。
なんとしてでも、どうしても、何に替えてでも・・・

目標を立てた。
その奥に切なる理由がありますか?
書き出せますか?

個人だけでなく、組織運営でも同じです。
例えば経営者が「今期は売上100億を目指す!」とか社員に向かって吠えたとします。
この時点では社員の心にはまったく火はつかないでしょう。

その100億というのは単なる記号だから。
大切なのは、奥にある「理由」。そこを知りたいのです。
社長の切実な動機を聞きたいのです。

もし100億を達成できたら、自分の身の回りの情景がどう変わるのかを知りたいのです。
そこで「あ、なるほどな!」となってはじめて気持ちに火が灯るわけです。
理由が8割なのです。

達成できない原因②「そもそも目標は何のために?」を知らない

そもそも目標は何のためにあるの?立てるのか?
この問いに答えられますか。
基本的なことかもしれませんが、意外と盲点かもしれません。

そもそも目標を立てるには「理由」があります。
ここでも理由が8割。
それを押さえておかないと目標を立てたとしても、全く機能しません。
答えはシンプル。

 

「自分のとるべき行動を決めるため」です。

 

・1万円稼ぐこと
・1000万円稼ぐこと
この2つ、とるべき行動は全く違いますよね。

・1キロ減量する
・10キロ減量する
とるべき戦略、毎日のワーク内容の難易度等、やはりアクションは全く変わるでしょう。

 

ここがわかってくると、次の2つの観点が大事になってきます。

①そもそも設定が間違っている?

目標といえば、高いハードルを課しがちじゃないですか。
見た瞬間、「イヤ〜ムリムリ」と言ってしまうような目標レベル。
例えば「1万円」しか稼いだことのない人に「今年1億!」とか言うようなもの。

私の経験上、総じてみんなホイホイとハードル上げ過ぎなのです。
「目標」という言葉を聞いた瞬間、胸のあたりがなんだか重たくなる。
そんな人は、これまでが高過ぎたんじゃないでしょうか。

特に企業組織だとなんだかんだ言いながらトップダウン的に目標は降りてきます。
自分ではコントロールできないわけですが、新年に立てるような個人的な目標については別です。
提案ですが、めーーーーーっちゃ低い目標を立ててみてください。

「なんだ、ワシをバカにしてるのか!」と思っちゃうようなやつ。
でも身の丈に合っている目標なら、行動もいとも容易いくらい取りやすいはず。
で、とにかく達成しましょう。

 

あのイチローもかつてあるインタビューでこんなことを言っていました。

「小さなことを重ねることが
 とんでもないところへ行く唯一つの道」

 

いまの自分とかけ離れた目標ではなく、
努力すれば手の届く小さな目標を設定し、
その目標をやり切り、自分との約束を守る。

そうして満足感や達成感を
積み重ねていくことが大事なのです。

達成感を味わうことから、目標達成という4文字を身近にしちゃいましょう。

②目標だけ決めても意味なし

もうお分かりですよね。
「今年はTOEIC900点取るぞ!」「・・・で?」です。
目標だけ決めてもまったく意味はありません。

現実は1ミリも変わりません。
大事なことは「目標と行動プランがセットであること」なのです。
なぜ目標はいつも達成されないのか?

そこに行動が伴わないから。至ってシンプルな理屈です。
「どうやって達成するか?」を目標と合わせて決めることです。
でも「行動プラン?」うわっめんどくせ、とか思ったあなたへ。

ここでシンプル思考の出番です。
私のおすすめは「1ゴール3ポイント戦略」です。
簡単に言うと、1つの目標を決めたら、3つの行動を合わせて決める。

絶対に3つまで、です。
10個になると面倒ですが、3つなら考えやすい(覚えやすい)と思いませんか。
思考整理のコツは、シンプルな基準を最初から設定しておくことなのです。

1つ目標を決める。
一緒に3つ行動を決める。
それだけで十分です。

つまり2021年、こうすれば目標は達成できる

以上を踏まえて、こうすればいいよという超シンプルで実践的な提案をします。

目標を毎日「書く!」以上です。


1回書いて終わりではなく、毎日歯磨きするように毎日書くのです。


よく書いたものを毎日「見る」というのはあります。
私の場合、見るのではなく「書く」。
なぜかというと、手を動かして書くという行為によって、それが現実になっていく様子が想像しやすいからです。身体にすり込んでいく作業です。


そもそも書くことで頭が働き出します。
それによって3つの行動を書きながら、同時にブレイクダウンした行動アイデアも浮かんできます。(すごくいい兆候です)
そしたら、1つのアクションの脇に3つのスモールアクションを書いていくのです。
次第に樹形図みたいになっていくでしょう。


先に身体にすり込んでいく作業と言いました。
これが日常にどう役立つか?
最優先することが、いつも明確になります。

今、どこに何にフォーカスしている?
常に「1と3」。
こんな感じになっていきますよ。

目標達成は理由が8割。
お分かりいただけましたでしょうか。
ぜひ1と3をメモ書きしながら、今年は目標を達成していきましょう。

 

さいごに。

目標はあくまであなたの人生を前に進めるツールです。
新年だからこそゆっくり考えたいことは、達成するためのノウハウではありません。

そもそもあなたが「どんな人生にしたいのか?」です。
かけがえのない一度きりの人生を大切に生きるためにも目標を立てて生かしましょう。

 

それでは、また!

 

 

 

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