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「見えないものを見る力」をつけていくには?

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わが子は超絶・勉強が嫌いです

まったく自慢になりませんが、うちの長男(小4)は勉強が嫌いなようです。
夏休みも終盤の今日はソファーで「だら〜っ」としています。
これがええねん、と。

夏休みの宿題はもちろんのこと、とにかく「勉強」と聞くと不機嫌になる子です。
(学校の宿題はイヤイヤながらもやっているようですが)

周辺は割と勉強熱心が家庭が多く、妻は心配するがあまり息子と口論になることもしばしば。

かくいう私は田舎育ちで、
正直勉強らしい勉強をした記憶が・・・ありません。
いつも外で釣りしたり、木登りしたり、遊んでいました。
まぁそれでもこんな感じで大人にはなります。

「(今は)バカでもいい。アホでもいい。
たくましく育ってほしい。」

そんな願いを持ちながら、
わが子を微笑ましく眺めています。

 

「まぁまぁ、放っておけ^^

 

とのんびりなことを言っては、
いつも妻を超絶・不機嫌にさせています。。

10年も夫婦をしているとかなり価値観が
違うというか、真逆だったことに気づいたりします。
そういうものでしょうか。
(でもいつも感謝しているよ!)

 

 

勉強しない代わりに、ゲームをしないか。

とはいえ、せっかくの夏休み。
だら〜っとしているだけではもったいない。
そこは私も人材育成で飯を食べているプロの端くれです。

勉強嫌いな息子にこんなことを持ちかけました。

①「1日3つ新発見ゲーム」をしよう
1日にたった3つ何でもいいから新しい発見や気づきをメモするだけ
③やり続けたら夏休みの最後に特別おこずかいをあげる

え、3つでいいの?
めっちゃカンタンやんか。

勉強がそんなにイヤならしなくていい。
その代わり、このゲームには参加して。
スイッチをしながら、テレビを見ながら、外を歩きながら
何をしていても何かを発見しようと思うんだ。
しかもたった3つ、超カンタンだろ?

と耳元でささやきました。

・最初のハードルは思い切り下げる。
・そして難なくクリアさせていく。
・小さな「できた!」をコツコツ積み重ねる。

やる気のない少年には(大人にも)このアプローチが有効です。

 

おぉ早速、3つ発見したようです。
どれどれ・・・

 

ひとつ。
うちの窓、よくよく見るときたない。

 

ふたつめ。
夏休みの課題図書(イヤイヤ読まされた)
「がんくつ王」の作者ってフランス人やん!
しかももう死んでるやん。

 

そして、みっつめ。
そういえばパパ、この夏ちょっと太ったな。
ビール飲み過ぎちゃうか。

 

3つめがやや気に障りましたが・・・OKです
発見の内容は何でもいいのです。
「自分から取りに行く姿勢」が肝心なのです。

これを夏休み中毎日やったら、
いくつの発見になる?

「おおぉ84個!」

84個もの発見リストを手にした小4の子おらんで〜。
ふつうはすぐ忘れるけど、メモしとけば後からすぐ思い出せるな。
ネタの宝庫になるなぁやればやるほど賢くなるで。

どんよりしていた息子の目が少しキラめいてきたのを見逃しはしません。
勉強は嫌いなままですが、3つの発見は続けています。
続けるコツは、親のさりげない問いかけです。

夜ご飯を食べながら
「今日はナニ発見した?」と聞くだけです。
話題も共有できていいですよ。

 

「見えないものを見る力」はこれから必須

以上は子ども向けにやっていることですが、
実は大人がやっても同じです。
むしろ大人がやるといい。

「最近、何か新発見ありましたか?」

何も思いつかないならば、ぜひ1日3つ新発見ゲーム!を。
(やや名前がダサいですね)

これをするメリットは、
見えないものを見る力が養われていくことです。
気づく力と言ってもいいです。

今、企業で働く人材に欲しい能力ってコレじゃないですか?
大切なことに自ら素早く気づける奴が欲しい。
まだまだその多くは言われたら素直に動けるけど、
言われるまではボ〜ッとしている。

平時ならそれでもお給料がもらえました。
しかし、これから来る乱世は違います。
価値観が多様で変化スピードが早く激しい時代。

そんな中で成果を出すには、
誰もが見過ごすことにアレ?と違和感を持ったり、
ちょっとした変化を見逃さないアンテナを張れていること。
気付いて仮説を立てどんどん試行していくことが必須能力なのです。

そんなこと頭でわかっていても
人には慣性というものがあります。
なかなかすぐにシフトチェンジできません。
筋力と同じで、頭と感性を鍛え直しておくことが必要なのです。

でも安心してください。
トレーニングは日常の暮らしの中で行いましょう。
できるだけカンタンで、誰でもすぐできること。
しかも、やり出すと意外と楽しい。

それが「1日3つ発見ゲーム」なのです。
(やはり名前が超絶ダサい)

最初は割とどうでもいい発見ばかりですが、
続けていくと次第に仕事に直結する気づきや
自分の視点をガラッと変える発見が出てきます。

量が質に転化していくってやつです。

私たちは見ようとしなければ、ナニも見えない。
しかし何か発見しようと意図を持って過ごすと、ナニかが見える。
この意図を持つか持たないかの違いです。

 

私たちにはまだまだ使われていない潜在能力が
9割もあると言われています(諸説あり)。

要は能力が隠れまくりなのです。
1日3つという意図をセットする。
これはその隠れた能力を引き出すシンプルなスイッチです。

私たちにはもっとすごい力が潜んでいるのです。使わない手はありません。

気になったらまずは個人的にやってみてください。小学4年生ができるぐらいかんたんですから^ ^

もしこれをチームでやるとどうなるか?

気づきの財産が続々積み上がっていきます。
(もちろん売り上げ向上、コスト削減アイデア満載)

では、会社全体でやったら?

もはやコンサルの入る余地などなくなるでしょう。
よくわからん研修とか不要になります。
乱世を知恵とアイデアでたくましく乗り越えていく
クリエイティブ組織になっていくでしょう。

面白いですよー!

そんな導入やサポートの支援を仕事としてやっております。
めっちゃカンタンなのに、リターン大。
私はそんなシンプルな実践が大好きなのです^^

勉強嫌いな息子から
次の時代を生き抜く企業人材の育成まで、
一気に駆け抜けましたが、

今一番、言いたいことは、
次の荒波に備えて準備できるタイミングは「今」だよ
ということです。ちょっと飛び感ありますが。

まさに特別な夏。

私のような個人事業主も企業も同じで、
来るべく次の時代を見据えてできることをとことん準備する。
そして思い切ってリニューアルしていく。

時代は思っている以上に劇的に変わっていくでしょう。
この点また今度、私の考えを整理して書きたいと思います。

それではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

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