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学びを最大化するたった1つのカンタンな方法。

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今やオンラインで様々なセミナーや講演に参加できる世の中です。
急速に便利な環境が進んでいます。
世界中からどこでも安価な価格で気軽に参加し、学ぶことができる。

大変なことも多々あるけど、世の中チャンスも増えている。最高ですね!

 

 

今回の記事では、

・セミナーで今一つ学びが生かせてないな〜と思っている人が、
・「あることを準備」するだけで学びがシンプルに生かされるようになる

ある方の素朴な質問から本記事のきっかけをいただきました。
Yさん、ありがとう^^

 

 

あなたの学びに「抜けている」たった1つのこと

私はこれまで18年間、企業研修の企画と延べ3万人以上のビジネスパーソンに講師として向き合ってきました。
(それは現在も継続中です)

 

だから、わかるのです。
どうすれば研修というものが生かされるのかを。
実は研修が始まる最初の時点でほぼ勝負あり。
それは1つです。

多くの人が抜けているたった1つのこととは何か?

 

結論を言います。

 

『自分の目的をノートに書いておく』

以上、これだけです。

 

目的とはゴール、つまり着地点のこと。

この研修の終わりに、
・私は何が知れていたら、解決できていたらOKなのか?
・私がどういう状況になっていたら最高なのか?
・私は何のヒントをつかめたら御の字なのか?

 

あなたはノートの冒頭に目的を書いてスタートしていますか。
こんなこと誰も教えてくれませんでした。
(私自身も30歳を超えてようやく気づいたぐらいです)

 

何万人も接してきた中で、参加者の多くは大体2通りです。

⑴何もメモせずただ受講している人。

⑵日付とテーマ(講師が用意した研修目的)は書く人。

 

そもそも研修に参加しながら何もメモを書かないのはちょっと違う問題がありそうなので、ここでは置いておいて、

問題にしたいのは、2つ目です。

 

⑵日付とテーマ(講師が用意した研修目的)を書く人。

 

真面目に目的は書いているけど、

「講師側が用意した目的」を書いても実は意味がないのです。

 

それは大抵が抽象的であり、自分から遠いお題であることが多いからです。

 

ボンヤリした目的からは、ボンヤリとした答えしか見出せないもの。
なので、学びが実践として生かされません。

 

講師の話を全てをノートに書こうと頑張ったりします。
これでは学校の授業と一緒、板書です。
その一生懸命さには頭が下がります。

しかし後に記憶のテストがあるなら話は別ですが、
大人の学びの場合、目的が決定的に違います。

 

テストで良い点を取ることではなく、
目的は「何かしら行動を変えること」です。

 

何かしら、と言いましたが、
これが個々人によって当然違うわけです。

 

だから、講師の用意した一般的なものではなく、
あなた自身の目的を準備し(書いておく)ことが必要なのです。
別に研修の内容と全くリンクしていなくても大丈夫なのです。

 

 

あなた自身の目的とは何か?

 

ズバリ「あなた自身の悩みや困りごと、または願望」です。

 

何となく抽象的な一般論ではなく、
リアルで切実、具体的な目的の方が格段に得るものが変わってきます。

 

例えば、ドライブを例にすると、
何となく運転していたら周囲の景色は景色のまま。
通り過ぎるだけ、何も残りません。

 

でも、この辺一帯のコンビニ事情をどうしても知りたいから
コンビニ(特にセブン、ローソン、ファミマ)を
見つけよう、と自分なりにゴールをセットして運転していたら
入ってくる情報、得られる気づきは全く変わってきます。

 

研修でも同じことです。

「仕事できるようになりたいなぁ」
は、ボンヤリしすぎです。

もっと具体的かつ個人的なもの、例えば
「重要顧客A社の利益が倍増してしまう企画アイデアにつながる発想法、ヒントとは何か?最低3つ掴もう!」

これならあなた自身の具体的な目的になります。

 

あなたが今抱えている悩みや困りごと、
切実にクリアしたい問題は何でしょうか。
喉から手が出るほどほしい情報ってどんなことですか。

 

それをノートの冒頭に「書いてみる」ことです。
セミナーが始まる前に。

 

書くことで得られるものは何か?

 

最初に問いを書いておけば、何度も目に入るのでちょくちょく確認出来ます。
そしてその疑問を解消するために、私たちの脳は勝手に答えを探し始めます。
講師の何気ない余談から、
隣の人との対話から、
ふと目を落とした資料に書かれていた一行から。

そんな素晴らしい機能をもっているのが私たちです。

 

緑色の看板が視界に入った途端、
「あ、セブンイレブンだ」と一瞬で気づいてしまうのと同じで、
具体的な問いがあれば、セミナー中そこにつながる情報への気づきが格段に増えます。問いへの答えやヒントにつながらない情報との仕分けがしやすくなるのです。

 

自らの切実な問いと答え、その理由。
メモ書きするのはその程度でも良いのです。

あとは「だからどうする?」
そう、決めた行動を具体的に書いて終わり。

 

どんな研修やセミナーでも、
自分の切実な問いにつながるヒントが1つ得られたら実はもうOK。

モタモタせずに途中退席して、すぐ行動を起こしに外に飛び出しましょう!

許可します。そういう時代ですよ^ ^

なかなか乱暴でしょうか?(笑)

でも私はそう思っているのです。

 

行動を起こすため、現実を変えるためにセミナーや研修を受けるのですから。

 

つまり、

①何かを学び始める前に自らの「問い」を事前に書いておくことで、

②目で見て自分で気づく瞬間が増えてくる。

③人は気づくと具体的な「一歩」を決めやすくなる。

 

得られるのは、気づいて動ける自分です。
誰かの説得とか不要になるのです。

 

実はお気づきかも知れませんが、
別に研修でなくでも、講演でも、読書でも同じです。
テレビや映画鑑賞でも同じです。
もっとあけっぴろげに言えば、実は何でも構いません。

 

あなたにクリアな目的(ゴール)があれば、
世の中のあらゆる事象からヒントを得ることが出来ます。
行動のきっかけは何からでもつくれるということになるのです。

 

簡単料理サイトのレシピと作り方のwebサイトを見ながら、
自らの仕事のダンドリの参考になるものです。
お笑い芸人の芸風が自分のコミュニケーションの課題解決
のヒントになるのです。

 

いつも問いを持っておくことです。
すぐ本心からの問いを書き出せる素直な自分でいましょう。
大切なのはそういうことかもしれません。

それでは、また!

 

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