Simple Memo Life
生きることはメモすること。 じぶんを活かす気づきとメモの活かし方。
くらし

世の中「返報性の原理」で成り立っている。

「やられたらやり返す」ドラマ

「半沢直樹」やはり面白いですよね。
現代時代劇というか、顔芸ドラマというか。
現実とは異なる非現実な展開とセリフが引き込まれます。

そして堺雅人さんをはじめ演者の方々のハマり感。
キャスティングされた方のセンスにつくづく脱帽します。

 

本ドラマの決め台詞。
「やられたら、やり返す・・・」
ことわざでいう「目には目を歯には歯を」ですね。

 

語源となったハンムラビ法典では解釈が諸説あるようですが、
「害を受けたら復讐してよい」ではなく、どうやら
「やり返すまでにとどめなさい。度が過ぎたらいけないよ。」

 

つまり、加害者に過度な報復や刑罰を与えることを禁じた法である
というのが主流のようです。
「倍返しだ!」はダメよ、と言っているわけです。

 

しかし、ことドラマにおいては倍返しするからスカッとするわけで。
「やられたらやり返す。同じ程度に!
これではモヤモヤが残ります。

倍でも10倍でもきっちり返していただくことを
視聴者の一人として期待したいと思います^^

 

でも世の中、この原理だよな

 

『やられたら、やり返す・・・

おもてなしだ!』

 

これは、芸人のナイツの漫才にある
半沢直樹のセリフのパロディーです。
好きなんですよね。
たまにYouTubeで見返しています。

 

さて「やられたら、やり返す」。
実は世の中の大事な原理を教えています。

 

返報性の原理(または法則)って聞いたことないですか?

 

要は、相手から受けた好意に対して「お返し」をしたいと感じる心理のことです。
例えば、何か助けられたら今度は自分が助けたくなる。
好かれると、相手のことも好きになる。
何かプレゼントをもらうと、お返しをしないと気が済まなくなる。

 

試着したら買わなければと思ってしまう。
試食すると買わないと、とつい感じてしまう。
ビジネスにはこの原理がたくさん活用されています。

 

もちろん、嫌なことをされたら、仕返しをしたくなることも。
お客様を粗末にすると、クレームや不買という形で返ってきます。
この原理はあらゆる人間にとってごく自然なものと言えます。

 

つまり世の中は、
返報性の原理で成り立っていると言えないでしょうか。
人間が存在する限り、不変の原理と言えます。

 

私はわが子に何か「1つだけ」教えるならコレを選びます。
「この法則を人生で使いこなせるようになれよ!」と。

 

つまり、自分がされたいこと、言ってほしいことを相手に先にする。
嫌な気持ちになったのなら、自分はどんな投げかけをしていたのか振り返る。
そして次の投げかけを変えていく。

 

これは大人であろうが同じです。
自分がされたいこと、欲しい感情をまず先に相手に与える。
それがブーメランのように自分に返ってきているのが「今」なんじゃないかと。

 

例えば、仕事で思うような成果が出ていない。人間関係で悩んでいる。
それなら半年や3ヶ月前にどんな投げかけをしていたかを振り返ると何かに気づけます。
どんなコミュニケーションをしていたのか、
どんな態度や表情で対応していたのか、
投げかけていたものが返ってきているだけ、なのです。

もしも何も結果が出ていないのなら、
そう、シンプルです。

 

それは、何も投げかけていないから(笑)。

 

 

いい言葉を投げかけるという実践

 

例えば私の場合、
30代前後の頃は、思うような結果が出なくてよく悩んでいました。
ひとりでクヨクヨしている時期がありました。
(このブログはあの時の自分に向かって書いているのかもしれません)

 

そんなクヨクヨモードの中で、手にした自己啓発的な本に
「本当は感謝されたいんじゃないの?」というくだりがありました。
はい!そうだそうだと。

 

結局ありがとうってたくさん言われる存在になりたいんだ俺は、と気付きました。

 

そして、「それなら周りにたくさん感謝の言葉を言え」と書いてあります。
ワラをもすがりたい時でしたので、
そこからひたすら感謝の言葉を会う人に積極的に言い始めました。

 

投げかけなんて、今まで無意識でした。
おそらく感謝の言葉は極めて少なかったのでしょう。
自分のことで精一杯で。

 

 

3ヶ月後。
端的に言うと受注が突然増え出しました。
なぜか分かりませんが、半年後の期末には社内表彰されていました。

 

まさか、です。
でも本当のことです。

 

営業スキルとかやる気、はそこではさほど関係なかったのです。
「何を」投げかけ続けたか、ただそれだけだった。
お客様から苦言を言われても、上司から嫌味を言われても感謝しました。

 

よくやれたというか、
それしかもう手立てがなかったぐらい悩んでいましたから。

 

あるお客様から電話口で「あの提案、ありがとね」と言われた瞬間、

もう泣きそうなほどこみ上げる嬉しさがありました。

そう。欲しかったのはこの感情だ。

 

「私こそ、ありがとうございます」
自然にそう言えているじぶんがそこにいました。

 

現在、返報性の原理を使いこなしているかと言われれば、まだまだだと思います。

ただ、この原理の威力を実践の中で何度となく体感したこと。
誰でもすぐに始められる超強力な法則であること。
そこには気づいています。

 

だから、あなたにもすすめたいのです。

あなたが欲しい感情とは何でしょう?
そこにつながる投げかけを今から始めてみてください。

 

簡単なところからでOKです。

 

ちなみに、3ヶ月程度は続けてください。
すぐ返ってくる場合もありますが、
果実は大きければ大きいほど時間差があるものと理解して根気よく続けてみましょう。

 

(でもさ、、、)
結局、返報性の原理を「自分の利」のために使うんかい?

 

ずばりそれでいいと思います。
カタチから入ってください。
あまり深く考えずに。

 

1つ考えるべきは、
自分がほんとうに嬉しいと思うこと、喜べるようなことを投げかける。
それを心を込めて相手に投げかけるようにすることです。

 

これは私の経験上ですが、
仕事や物事がうまくいっていない時は、
大抵、相手の心だけでなく自分を見失っている時です。

 

だからまずは自分の心から見つめてみる。
「わたしがほんとうに嬉しいことは何だろう」と。

 

それがひいては相手の心を理解することにつながります。
自然と利他意識も宿ってくると思います。

 

少なくとも私はそう信じています。

どうぞご参考まで。

それでは^^

1+
ABOUT ME
komagome
パフォーマンスパートナー。 学校でも会社でも教えない思考の整理技術をフリーランスの立場から相手の状況に寄り添って提供している。 プライベートでは3児のパパ。