Simple Memo Life
生きることはメモすること。 人生の流れを変えるシンプルで究極な思考法。
仕事

「預かっている」だけというさらりとした生き方

物事を複雑にしてしまう人、
シンプルにできる人との違いはなんだろうか。

一言でいうと、
根っこで「われ所有せず」という考え方ができるか否か。

これに尽きるのではないだろうか。

今回は特に人間関係で悩んでいる人にヒントになるかもしれません。
私もかつて相当悩み抜いたひとりです。
でも今は一つの視点に立ち返って修正することができるようになりました。

解説します。

 

悩みの根っこにあるのは「所有の概念」

 

例えば、世の管理職の悩み。
「どうすれば、”部下は”オレの言うことを聞くのだろうか?」
この問いに立ち向かうのは相当な消耗戦になるだろう。

なぜなら他人は自分の思い通りにならないから。

この当たり前の原則を言うと、大抵の人は同意する。
「そんなこと、わかってるわい!」とややキレ気味に。

しかし、なぜこの問いをいまだに管理職は持ってしまうのか。
言い換えれば、できないとわかっていながら心のどこかで期待するのだろうか。
この幻想が捨てられず、あれこれノウハウやテクニックに手を出してしまうのだろうか。

その答えは、冒頭の問いの前提に
「所有の概念」がこびりついているから。

所有の概念とは?
平たくいえば、「あいつはオレのもの」
「だからオレの言うことを聞くべきなのだ」につながる。

そんな上司、嫌ですよね。
人としてそんな対応をされたい人はいない。

しかし、私自身恥ずかしながら管理職をしていた当時、身に覚えがある。
一生懸命になるがあまり、自分の部下をなんとかしたくなって、
人に対し強い所有の概念を持ってしまう。
すると、つい相手の心に強引に割って入ろうとする言動が必ず起きる。

でも、思い通りになんかならないよね。
お互い毎日超絶ストレス。
(実体験より)

結果として相手との関係はガシャーンと壊れる。
(これも実体験)

今企業内でよく言われる「◯◯ハラ」も、
人に対する所有の概念を捨てきれない稚拙な管理職の言動なのではないだろうか。

「部下はあなたの持ち物じゃありませんよ」
よく、管理職のトレーニングの際に伝えている言葉。
当時の反省も込めながら。

では、どう考えればいいのか?

 

 

お預かり中なのだ、という視点

 

結論から。

・預かっているだけ、です。
・いつかお返しする。
・だから丁寧に。

この考えを基本において、大切な相手との関係を見つめていくと、
流れるようにストレスは消え、改善の突破口は見つかっていく。

ちなみに、「自分は預かっているだけ」と言う考え方は、
仕事のみならず、日々の暮らしにも取り入れてみてはどうか。
私自身も実践している。

例えば、わが子。
「子供はあなたのモノじゃありません」
大切な子供を”天から”預かっているだけ。


いずれお返しする。

切ないけど、その時まで丁寧に育てたくなる。
いずれ天というか、世にお返ししていくのだから。
かの偉人、西郷隆盛が子育てしていたら同じように考えるだろう。

 

恋人や伴侶にしてもそうだ。
「妻(恋人)は、あなたのものじゃありません」
たまたまご縁があって預かっている。

仮にいつか離れることがあっても、受け入れる。

愛情だけでなく、相手を尊重した丁寧な関わりができるだろう。
食事を作ってくれた、洗濯をしてくれた、
何かをしてくれたらそれは当たり前ではなくて、
本当はすべて感謝になるはず。

(ついつい忘れがちだけど・・)

 

他にも、思い切ってお金にも適用してみたい。
「このお金は、あなたのものじゃありません」

だからお金はため込まない方がいい。
感謝してどんどん世に循環させる。
もちろん使い方は大切だ。

私の場合は、投資発想を念頭に置く。
投資、つまり「資を投げる」ことで世の中に巡らせること。
結果としてリターンが生まれるのだ。

この意味合いがわかってくると、
お金との付き合い方も自ずと丁寧になってくる。

 

書きながら思った。読書だってそうだ。
「目の前の一冊の本は、あなたのものじゃありません」

たまたまご縁があって預かった。
だから自分の為に、ではなく、
誰かの(悩み、願望)の解決や実現の為に読もう、生かそうとなる。

自分のためではなく、誰かのために読む。
そんな本との付き合い方があってもいい。

 

 

そして、いつかお返しするから丁寧に

 

「預かっているだけ」という発想から、
次に生まれるキーワードは「丁寧に」だ。
人にしても、モノにしても、
いつか大いなる存在にお返しするから丁寧に扱う。

そもそも自分という存在だって一時の預かり物。
だとするならば、自分自身、あなた自身をまずは丁寧に扱おう。

僕たちは「預かっている」だけだった。
実は何ひとつ自分のものは、ない。
そう思えると、気持ちが軽くなるはず。
「オレの、ワタシの〜」という思いは、正直重い。

なんかイライラしたり、モヤっとしている時こそ、
そこに「所有の概念」があるかもしれません。

「預かっているだけ、預かっているだけ・・・^^」

その方が、気がラクに丁寧に向き合えると思います。
今、あなたにとって大切なのは、こういった視点の転換かもしれません。

ズバリ、所有の概念に気付いたら、思い切って捨ててみよう。
「預かっているだけだから」
そうさらりと思える生き方はシンプルで素敵だ。

 


われ、所有せず♪(あっさり^^)

 

今日も読んでいただきありがとう^^
それではまた!

ご参考までに、一冊ご紹介します。
シンプルの元祖、老子です。
「預かる」という視点はこの方から教わりました。

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