ぼくらにとって「スペース」はとてもとても大事だと思うのです。
スペースとは、何もない空間だったり時間。
ときに逃げ込めるスペース。
心を整理できるスペース。
じっくり考えることのできるスペース。
じぶんは思うような方向に進んでいるのかを確認できるスペース。
スペースがじぶんにあるんだぞって思うだけで、少し心がラクになります。
ところが、超絶忙しかったり、ストレスでいっぱいの時って、スペースなんて思いつきませんし、あっても見えません。
かつてぼくにもそんなときはありました(苦しいですよね)。
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今日は仕事が一段落したので。
スマホを別室に置いて雑音をオフに。
ずっ~とA4コピー用紙に心の中に浮かんだ言葉を書き出していました。
久しぶりのジャーナリングです。
何枚も何枚も書きなぐっていました。
お気に入りの青のV-CORNで。
これだけ色んな思いがたまっていたんだな、と我ながら驚きでした。
まるで濁った水がだんだんと澄んでいくような感覚です。
紙の上というのも、ぼくたちの「スペース」のひとつです。
どんなことを書きなぐっても許される唯一の、といえる自由なスペースです。
正解っぽいことやまとめた言葉ではなく、今の感情丸出し、ネガティブ上等くらいの人間味あふれる言葉を発散して書いていくのがコツ。
ちなみに今日のぼくの書き出しは、デカデカと「なんでやねん!」からでした。
どんなネガティブなことOK。
何を書いてもいいと、自分に許可してください。
誰にも見せないので、遠慮なく書く書く書く。
書くというより言葉を吐き出すつもりがいいですね。
やってみると分かりますが、どんなにドス黒いネガティブなことを書き連ねても、どこかで自然と未来に向けて前向きな言葉が出てくるのがジャーナリングの不思議さであり面白さです。
もういいかな、と思ったら最後は、未来に向けてどうしたいのかを書いてみるとなんだか落ち着きますし、ちょっと前向きになっているでしょう。
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もしも最近、じぶんの身近にスペースないなぁと感じているなら。
A4サイズのスペースならすぐ手に入ると思います。
気がかりなことや心のつぶやきを自由に書き出してみてください。
時間の許す限り(数分でもOK)やりましょう。
それだけで、頭の中にスペース(空白)ができますから。
スペースはあなたの身近にあるのです。
A4サイズでいい、スペースをもってみよう。
そのスペースこそ、あなたの心を立て直す味方になります。
それではまた。