「去年よりも、人にやさしくしよう。」
ぼくの年間スローガンです。
ノートにも、書き初めのように「デカ文字」で書きました。
昨日よりほんの少しだけ人にやさしくなる。
これがぼくにとっての日々生きる土台(ベース)です。
土台が確かであればあるほど、じぶんの仕事や家庭がうまくいく要因になるからです。
この数年、そのことを体感しています。
人にやさしくしていると、人からも親切にされることが増えていく。
こういう感覚、わかる人にはわかるはずです。
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30代半ばまでは、「できる人」を目指していました。
課題を明確にし、何かを成し遂げなければ、と焦りの毎日でした。
すごいことをしないと自分には価値がない。
「じぶん、じぶん」
「まだまだ、もっともっと」
自分ごとで精一杯。
いつも勝手に苦しみ、不安を抱えていました。
もちろん、幸せなんて感じられるはずもなく。
しかし、今だから思えるのかもしれませんが、何かすごいことや特別なことをしないと、人って価値がないのでしょうか。
そんなことはないのです。
無名で、取り立てて何かすごいことができなくても、極論すれば生きているだけで、人は価値があります。
赤ちゃんが笑っているだけで、周囲の人を和ませるように。
コンビニで買い物をすることが、社会貢献につながるように。
ぼくらは存在してるだけで、この社会に何かしら貢献しているはずです。
なんの役にも立っていない人なんて、その世には存在していない。
今のぼくはその立場です。
できる人になろう、すごいじぶんになろうと自分の首を絞め続けなくてもいいのですよ。
(と、過去のじぶんに伝えてあげたい)
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今年は試しに、存在しているだけで人は価値があるんだっていう前提にしてみませんか。
あとは、土台を大切にする。
「人にやさしくなれるじぶん」を日々つくっていくことです。
そうすると、じぶんの心にも余裕が持てるようになる。
じぶんも他人も受け入れられるようになる。
幸せに気づける。
受け取れるようになっていく。
そんな前提と順序で生きていく方が、幸せの総量が増えていく気がしています。
人にやさしくなってみる。
そんなところに幸せの近道はあるんじゃないでしょうか。
それでは、また。
今でもたまに聴きたくなります。印象深い曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=iNBxaHTae-s