誰にでも「なんだか思うようにいかない」
そんな時ってあります。
私もいまだにしょっちゅうあります。
若い頃はくさったり、誰か他人や環境のせいにしていたものです。
(ますますうまくいかないんですけどね)
でも、思考整理の習慣をするようになって気づけたのは
こんなことでした。
今日は3つの処方箋と題して。
処方箋その1:見る方向性を選ぶ
うまくいかない時、心理的に「なんでだろう?」「なぜ?」と
私たちは「過去に」心が向かいがちです。
ここがポイントで、
【過去を見るか、未来を見るか】実は選べるのです。
どっちを見たいですか?
紙に書けば選びやすい。
なんとなく過去を見たければ、ひたすら原因を探りましょう。
しかし、ほどなく過去に飽きてきます。
過去を明らかにしたところで、過ぎ去ったことはどうしようもないので。
そうしたら、次に「未来は?」と書きましょう。
併せて、どうなったら最高?と書いてもGOODです。
書くだけで、心も未来に向かいます。
未来を見る方がいいんですよね。
未来の可能性を考える方がいい。
もう一度理想の状態を確認した上で、今からの行動修正をする。
見る方向は選べます。
シンプルです。
処方箋その2:凡事徹底を見直す
なぜうまくいかないのか?
理由は色んなことがあると思いますが、
経験上、キホンが抜けていることが積み重なっています。
以前、「単純だけど大切なことシリーズ」という記事を数本書きました。
「ゴミが落ちていたら拾う。」
そんなささやかな行動です。
当たり前なことを、人は時にめんどくさかったり軽視して怠るものです。
怠ったことすら気づいていないことも。
しかし、その微差こそが結果が出ない原因なんですよね。
だから、忘れないようにリスト化するとか、
定期的に振り返りをするって大切なのです。
リストを見て、自分に問うわけです。
「これどうする、やらない?やる?」
自分で選べるわけですね。
言わずもがな名著。3ヶ月に1回は読み返しています。
処方箋その3:ほんとうのゴールを見直す
うまくいかない、というのは、前提として「うまくいった状態」があるはずです。
目標だったり目的です。
ひっくるめてゴールとしましょう。
ゴール=ある時点の未来像です。
まずそれが描けているか?
なければ、描きます。
問題は「一応ゴールは設定しているよ」という場合。
この問いかけが有効です。
「そのゴール、心から達成したいと思っている?」
いま「・・・No」という声が聞こえました(笑)。
それだ。
やはりゴールが心から達成したい、実現したいと思えなければ、
力も集中力も、アイデアも生まれませんよね。
ではどうするか?
ゴールを描き直す。
シンプルです。
「自分はそもそも何がしたいのか?」
ついに、この本丸の問いに向き合うタイミングが来たのかもしれません。
ちなみにゴールも自分で選べます。
意外と知られていない事実ですけど。
ぜひ、紙とペンを用意して、手を動かしながらゴールを選んでみてくださいね。
①処方箋その1:見る方向を選びましょう
②処方箋その2:凡事徹底を見直す
③処方箋その3:ほんとうのゴールを見直す
どれもメモ書きしながらやるのがおススメです。
うまくいかない時ほど、手を動かそう。
人は手で考えるのです。
それでは、また!