「自分は一体何をしたいのかわからない・・・」
そんなモヤモヤするときって誰にでもあります。
私も人生の節目節目で何度となくありました。
これからもあるかもしれません。
そんな時こそ、Doing Listを書いてみませんか?
解説します。
Doing Listとは何か?
やりたいことをリストにしていく。
Doing Listとはそれだけです。
私は定期的に書いています。
そして、今日はそのリストの中に書いていた「歯のクリーニング」をしてもらいました。
1年ぶり。
今、口の中だけでなく、気持ち的にも超スッキリしています。
歯医者って、行かなきゃ行かなきゃ、定期的に行った方がいいに決まっていると頭でわかっていても、つい後回しにしたり、忘れてしまったりと間が空いてしまう存在ですよね。
でも、歯ってキレイにしておきたくないですか?
リストに書けば、すんなり行けます。
リストに書けば、すんなり行けます。
リストに・・・(もういいですか?)
そんな簡単なことなのです。
しかし、やっている人は少ない。
リストに書くなんて、考えたこともない、という人がほとんどなのです。
だから、「自分は本当は何をやりたいのか(どこに向かいたいのか)」を知っている人も少ないのかもしれません。
私は、そんな身体が重くて頭でっかちになっていそうな人にこそ、このDoing Listをおすすめしています。
シンプルに動けるようになるからです。
書くと、見える。
見えると、分かる。
分かると、私たちは動ける。
動けるリスト、あなたは持っていますか?
やさしい問いほど、難しい
私たちは、なぜかこういう簡単なことをバカにしがちです。
あるいは、やったことがないことは速攻でめんどくさい認定をしてしまいます。
ほんとうは、簡単なことを簡単にやってしまえる人こそが成功する世界なんだと思うのですが・・
やってみると不思議なこともあります。
簡単だと思えたことほど、実は難しいってことに気がつくのです。
そもそも、あなたは何をやりたいのですか?
こんな一見やさしい問いほど、私たちは答えに詰まったりします。
私はある一時期、最も聞かれたくない嫌いな問いでした。
(もしかして、あなたも?)
自分の中の<じぶん>が、一体何を望んでいるのかもよくわからないまま、これまでなんとなくきてしまっていませんか?
Doing Listは<生き方のデザイン>につながる
もしそうだとしても、焦らなくて大丈夫です。
大事なことは、自分はどんなことに喜びを感じるのか、何を楽しいと思うのか、を1個1個日常の中で具体的に見つけていくことです。
動いてみて、それらは発見できます。
自分で動いて見つけていかないと、いつまでも分かりません。
座って考えていてもしょうがありませんし、ネットの中に答えはありません。
もちろん誰かが教えてくれることもないでしょう。
動かないといつまで経っても、どこか満たされない飢餓状態にいるだけです。
つまり、何もできません。
例えば、月に1度は<何か美味しいものを食べたい>と思ったとしましょう。
「旨いものを食べにいく」とリストに書きます。
ん?旨いものって何?と思ったら、具体的にあれ、これと追記しておきます。
もちろんあとで修正してもなんら構いません。
できたら、行きたいお店の名前も書いておきます。
そのリストはその後、チラチラと何度も見ることでしょう。
こうして自分の求めていることがハッキリしていればこそ、
「さぁ週末に行くぞ!」と勇んで出かけることができるのです。
そんなしちめんどくさいこと、できるかー!と思いましたか?
でも、こんな感じで小さく小さく自分の思考をハッキリさせていく習慣こそが、「そもそも自分は人生で何をやりたいのか?」という未来への方向性やゴールを見出すことにつながるんだと思うのです。
今のあなたはDoing Listにいくつ書けるでしょうか?
その数こそが、あなたの<生き方のデザイン>に活かせる材料になります。
もし材料すら手元になくて、ひたすらモヤモヤしているなら、試しに裏紙とかでいいので、Doing Listを書いてみてはいかがでしょうか。
・朝、シャワーを浴びる
・お気に入りのパンツをはく
・笑顔で1日を過ごしてみる
・妻に「ありがとう」を言ってから家を出る
などなど、あなたがしたいことはなんだってOKです。
素朴なこと、心に浮かんだことをすぐ書き出すのがポイントです。
ちなみに世界一になるとか、あまり仰々しいことを最初からムリして書く必要は全くありませんからね。
ちょっとしたやりたいことリストが、あなたの日常を明るくしていきますよ。
未来への出発点はそのリストにあるかもしれません。
それでは、また。