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ぼくはいつも相手の言葉を紙の上に置いていた

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コンサル会社に勤めていた時からのクセなのです。

商談、打合せ、指導、相談にのる・・・
あるいは子育てにおいても大切な場面では有効です。

基本的に人と対話する際には、相手の言葉を紙にメモする。
その言葉が、じぶんも相手も見えるように。

もちろん事前に相手にメモの許可を求めます。
「No!」と言われた記憶はありません。

紙の上にキーワードを書きながら聴く。
相手もそのキーワードを見ながら話す。

やってみると分かります。
対話がめっちゃ楽なのです。

まず相手とじっと見つめ合う必要がありません。
お互いに適度に紙に目を落とせるという安心感。
ずっと紙を見ていても不自然じゃなく、むしろ集中が深まります。

そして話が散らからない。
ひとつひとつの言葉を基点にしながら、互いの思考が前に進んでいくのです。

もし話が脱線しても、紙の上に目を落とせば軌道修正が可能です。
極めてかんたんに、です。

内容をわかったふりしなくて済みます。

・これってどういう意味ですか?
・いつからこの状況に?
・そもそもなにがきっかけだったのですか?
・これって、どうなれば最高でしょう?

紙の上に置いたキーワードからの問いかけ。
ハァ~質問しやすくてラク。

互いに同じ言葉を見ながらなので、解釈がぶれにくい。
ときには相手の方も紙の上の言葉を指さしながら語ります。

さいごは、コピー取るなり、スマホで画像を撮るなり。
記憶は消えていきますが、記録は残ります。

そんなコミュニケーションをする人は少数派でしょう。なぜならメンドクサイから。

ほとんどの人は、空中戦のコミュニケーションです。
言葉が互いの間をポンポン飛び交います。

テンポがいい反面、分かったようで実はよく分かっていないことも。
あとでそんな意味じゃなかった、とか、言った言わないとか。

紙の上に言葉を置いていけばいいのに、と思います。まさに空中戦ではなく、地上戦のコミュニケーション。べつに戦い、ではないのだけど。

営業パーソンの皆さん、商談でお客様の話をノートに書いたりするでしょう。
場合によってはノートPCで壁を作ってカチャカチャ打つ。

みんな相手から見えないように書いています。
相手は何をどう書いているか分からないので、ペラペラ話します。
途中で話のスピードにメモがついていけなくなります。

そのノート、最初からオープンにすればいい。
書いていることを隠すメリットなど、実はないのです。

ぼくはいつもオープンメモでした。
やってみて。リターンをたくさん感じられるでしょう。

相手とじぶんの間に紙が一枚あるだけで、「なんか知らんけど、君と話していると頭が整理されるんだよなぁ」
思考整理のプロだね、よく言われました。

小さい声で言いますね。

ちがうちがう・・・
ぼくはただ、相手の言葉を紙の上に置いていただけなのです。

もちろん分かりやすく書く方法や整理していく技というのはありますが、あんまりテクニックは必要ありません。

ひとつだけコツを言うと、相手が見て分かるようにデカ文字で書くことです。キーワードが見えるだけで違いますから。

ぜひ、言葉が見えるコミュ二ケーション、お試しください。

さいごに。
相手の言葉だけでなく、じぶん自身の大切な言葉もぜひ紙の上に置いてみて下さいね。
頭が整理されますから。

それでは、また。

 

 

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