「あなたの良いところは?」
1分でできるだけたくさん教えてください。
そんなことを突然聞かれて、いくつぐらい答えられそうですか?
ぼくだったら、せいぜい3個ぐらいで息が、いや思考が止まりそうです。
(欠点ならバシバシ出てきそうですが)
今度はじぶんの良いところを「紙に書き出してみる」。
不思議ですが、同じ1分で倍以上カンタンに書き出せます。
なんなら10個とか平気で書き出せたりします。
手は第2の脳。
あなたの良いところを「手が」教えてくれる瞬間があります。
もちろんぼくだけでなく、あなたでも同じです。
ちょっとしたコツと仕掛けが必要ですが、同じ人間の脳でも「使い方を工夫」するだけで、アイデア創造や言語化といった思考力が変わるのです。
やはり能力ってまだまだ使いきれていないらしい。
眠った能力を解放してくれるのが、いつも言うようにメモという道具です。
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先ほどオンラインの講座で、50名の参加者に一斉に「自分の良いところを2分間書き続ける」というシンプルなメモ書きワークをしてもらいました。
2分間、それぞれが黙々と書くだけというかなり地味なワークです。
1人およそ10個書けたとして、わずか2分程度で合計500前後もの「良いところ」がこの世に言葉として現れたことになります。
実は、スゴイことです。
50人が、それぞれ自分が書いたメモを眺めながら、
「おまえってなかなかイイ奴やんか」とじんわり思う。
あらためて自分をホメながらよい週末を迎えていただけると思います。
オンライン上なのに、なんだかほっこりした温かい空間になったことは言うまでもありません。
よかったらあなたもじぶんの良いところをメモ書きしてみてください。
いちいち言うまでもない「わかりきった良さ」からどんどん書いてみるのがコツです。
数は少なくても多くてもいくつでも大丈夫です。
「わたしはわたしの良さを◯個知っている。」
この認識だけでも気持ちが整い、じぶんを立て直せますから。
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人が本当に実力を出せる条件ってご存知ですか?
「じぶんでじぶんを信じられたとき」です。
じぶんの良さや好きなところをメモで整理して認識しておくと、じぶんへの信頼につながり、実力を出しやすくなります。
もともとあなたは(ぼくも)最高にすばらしい存在です。
基本はいつもの感じでOKなのです。
そして、
「整理さえすれば、もっともっとよくなるよ」ということを知っておいてくださいね。
以上が今日、あなたに届けたいメッセージです。
それでは、また。