週末、妻がママ友と早くも忘年会をしてくるとのことで
子供3人と私でお弁当を持ってお出かけしてきました。
秋晴れの気持ちいい日だったので、
・車ではなく、公共機関の乗り物で行けて
・人が少なくてフラッと散策もできそうな
・自宅から30分圏内のところ
という基準で結果「天王寺動物園」に。
「え〜動物園?」と言われるかと思いきや、
意外にも子供たちが「行く行く!」と乗り気で^^
・・・今回はただの週末雑記です。
よかったらどうぞ^^
GO TO 天王寺!
どうせこの週末、みんな鬼滅とハロウィンで天王寺動物園あたりはガラガラだぜ、
という私のスイートな希望的観測でいざ天王寺へ。
まずは芝生の上でお弁当を食べようか、なんて話しながら
地下鉄の5番出口の階段を上り見えてきたのはこの光景。
おおぉ人、人、人だらけやんか!
人混みは苦手です。
頭の片隅で今個人的にブームである藤井風さんの「帰ろう」が流れはじめました。
”ああ〜何も持たずに帰ろう〜♪”って
(ぜひYOUTUBEにて)
しかし子供たちは混んでいるとそれはそれで興奮するもの。
わずかに空いたスペースで楽しくお弁当をいただきました。
「さて動物園いこか」と入り口までいくと、
なんと!入場するにはネット経由でチケット購入をしなければならないということが判明。
加えて結構な人たちがザワザワと入場口に並んでいるではありませんか。
入場規制というか、入場できる時間も予め決まっているらしく。
(うわっめんどくさいのぅ・・・)
ふたたび私の脳内コマチューブが藤井風さんの「帰ろう」をリピートはじめました。
いつもこういうのは妻がパパッとやってくれるのですが、今日はいません。
子供たちは「どんな動物がみたいか?」という謎のインタビューをし合っています。
しかたなく、スマホを取り出しQRコードからセコセコと必要事項を入力し、
(子供たちの”パパまだ〜?”の罵声、いや声援を浴びながら)
何とか入場ができました。ふぅ〜。
興奮は最初の10分。
あとはテンションが徐々に下がりはじめます。
動物園、これまで10回以上は来ているでしょうか。
いつもそう。これ以上でも、これ以下でもない。
決して動物たちが悪いわけではない。
彼らは彼らで一生懸命生きている。
しかし動物園とはこういうもんです、はい。
園内をぐるっと1周したら「もう出よか」と。
次男は歩くことに疲れて「だっこ〜」が出始めました。
この時点で抱っこしもし寝てしまったら、私の腰がもちません。
(さて、どうするか…)
そんな感じで出口を出ると、
今までみたことのない新しい施設があり、なんだか賑わっていました。
動物をみた後、まさかのクライミング体験
ちょっと見てみようか、と覗いてみると、、
日本最大級!インドアクライミング体験施設
「noborun!」(ノボルン)
https://panza.co.jp/tenshiba/
動物園の入り口そばにあります。
知りませんでした。こんな施設ができていたんですね。
大阪はこの数年間、街がどんどん進化しています。
見るや否やいきなり子供たちが元気になり出しまして、
ちょっとやっていくか、となりました。
もちろん有料施設です。
まず最初に感じたのは、入り口における案内がもう少しわかりやすいとありがたいなぁと。
(スタッフに聞けばもちろんわかりすく教えてくれます)
こんな概要です。
・料金は2,000円/人(見学なら500円)
・時間は90分間制
・体重が20kg以上で入場可能
<小学生以下のお子様の場合、大人も付き添いとして入る必要あり。もちろん2,000円かかります。←我が家の場合はコレでした>
靴を履いたままで遊べます。
運動靴のレンタルもあり、1,000円です。
サンダルでなければそのまま履いているものでOKとのこと。
さて、子供たちにとっては「登る行為」が新鮮です。
19種類ものクライミング体験ができます。
アレコレひたすら登っては落ち、登っては落ちを繰り返していました。
めっちゃ楽しそうでした^^
私はというと、
ベンチに座りながら、スマホでブログでも書きながら待っていたかったのですが、結局クライミング用のベルトを付けられ、子供たちと一緒にクライミングする羽目になりました。
まぁ、体が重い重い。
小4の長男とクライミング対決してみましたが、ボロ負けました。
ココロは30代、カラダはやはり46歳。
こんなとき老いを感じてしまいます。。
しかし子供たちは楽しんでいたので、
見ていた私もなんか気持ちが充実した時間になりました。
私が小さい頃は木登りとか自然での遊びでしたが、
今はこんな素敵な面白い施設があっていいですね。
クライミングは小さな子供でも楽しめるスポーツでもあり遊び。
次回のオリンピックでも種目に採用されているとか。
たくさんメリットがあると感じます。
ざっと3つ挙げてみます。
・全身を柔軟に使う運動であること
・集中力と戦略的な思考が自然に使われてくる
・悔しさと達成感を味わえる
なんだか今時の親が子供に身につけて欲しいと願う要素がほぼ含まれていませんか。
もちろん好みや向き不向きはあるでしょうけど。
クライミング体験で気づいたもう一つのメリット
私がもう一つ「いいな」と思ったことがあります。
それは・・・
90分間、ずっと私は子供たちにポジティブフィードバックし続けていたことです。
(フィードバックとはカンタンに言えば、声がけです)
「いいね!」
「頑張っているね!」
「あとちょっとだよ」
「惜しい!次はうまく行くよ」
「へ〜すごいなぁ」
「やるね!」
「さっきより早く登れてるね」
「もう一回チャレンジする?」
「おぉ!すごいすごい!」
「あと少し!30センチだよ」
私だけではなくて、その場にいた親全員が自然とこんな感じで声かけしていました。
子供たちがすんごい笑顔でまたよじ登る理由がそこにあるのかもしれません。
ポジティブなフィードバック、日常でやっていますか?
どちらかと言えば、「ダメ!」「早くしろ!」「ゴラァ!」の連呼の方が多くなっていませんか?(自戒を込めて)
もしもクライミングしている子供に「ダメ!コラ!」と言ってたらどうなるでしょうか。
5分で登るのが嫌になるでしょうね(笑)。
ポジティブなフィードバックは、人のやる気をシンプルに高める効果があります。
人を育てる際に、ぜひ活かしたいコミュニケーションの一つです。
よく管理職研修でお伝えしますが「1日最低でも10回」。
子育てでも「1日10回」。
毎日意識してやりましょう。
どうなるか?
前向きに挑戦する子になる、かもです。
失敗から立ち直れる子になる、かもです。
人にポジティブな声がけができる子になる、かもです。
そんなメンバーを育てたくないですか。
そんな大人になって欲しいと思いませんか。
まさに私たち大人が率先してするべきコミュニケーションなのです。
「ブタもおだてりゃ木に登る」ということわざがあります。
少なくともクライミングという遊びにおいては、
子供たちの可能性がスゴイことを改めて知れました。
90分で相当クライミングが勝手に上手になりますよ^^
親にとってはポジティブなフィードバックの練習です。
今回、親+子供3人で合計8,000円の出費。
決して安価なサービスというつもりはありませんが、
ポジティブフィードバック力90分間特訓をしたと思うと、
私にとっては妥当な授業料?という解釈をしたいと思います。
子育てだけではなく、マネジメントでも必要なチカラ。
ポジティブフィードバックは企業の管理職研修でもニーズの高いテーマです。
それだけできていない大人が世の中多いのでしょう。
子育て中のあなた、
よかったら一度クライミング体験いいかも、ですよ。
(今回ご紹介したのは大阪になりますが)
ちなみに。
帰りの電車の中、下の子2人が(案の定)寝てしまい大変でした。。
しかし長男が疲れていただろうに、長女をおんぶしてくれて助かりました。
本当に頼もしくなりました。
ありがとな!^^
以上、天王寺で目一杯遊んで気づいた雑記メモでした。
ところで、
温かいお風呂はほんとうに身体を癒してくれますね。
ご参考までに。