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大切なメッセージはスローカーブで手渡すといい

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言葉というボールを、ふんわり山なりで届けてみましょう。

大切な言葉ほど。
メッセージが相手に届きやすくなります。

なぜなら、受け取りやすいからです。

たとえるなら。
子どもとボールで遊ぶ時、お父さんはボールをふんわり投げましたよね。
決して剛速球で投げつけなかったはずです。

たとえるなら。
赤ちゃんに離乳食を上げるとき、お母さんはあ~んとスプーンを山なりで口元にもっていきましたよね。
決して最短距離の直線で口元に突き付けたりはしなかったはず。

ビジネス上で名刺交換をする際にも、できる人は名刺を山なりに相手に手渡します。
決して突き付けるようには渡しません。

大切な人に、ここちよく受け取ってほしいからです。

言葉というボールも同じ。
相手が受け取りやすいボールを考えてみるのです。

結論は、スローカーブ。

ふだん130キロで投げている人なら、ここぞというメッセージのときは、思い切って60キロのスローカーブでふわっと手渡してみる。

間違っても150キロで力任せに投げつけないように。

ふだん、どんな投げ方をしているでしょうか。
どんな言葉を選ぶかと同じくらい手渡し方も大切です。

対話とはお互いが心地よくなるキャッチボールなのです。

いいですか。
あなたの決め球は、スローカーブですよ。

しっかりと、かつ心地よく受け取った相手は思わずニヤッとするでしょう。

どうぞお試しください。
それでは、また。

 

 

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