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出入口の法則。

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昨日、某企業の研修にて、
社会人3年目の方々にこんな話をしました。

 

今、モンモンとしている人には何かヒントになるかも
しれません。

 

メッセージを端的に言うと、

「出すこと、からはじめよ。」


となります。

 

では、どうぞ。

 

 

 

すべて出すが先、入るはあと。

これが「出入口の法則」です。

 

仕事でも人生でも好循環をつくっていくために大切な法則なのです。

 

例えば、

 

電車が到着すると、

中の人が先に降りてから、待っていた人たちが後から入ります。
エレベーターも同じ。

いつも出る人が先。

 

投資も先に自分の資(お金)を市場や顧客に投げる(出す)ことが先です。

あらゆる仕事も、先に自分が動いて貢献することから始まります。

信頼や報酬は、後から付いてくるものです。

 

自分の身体だって、出すが先。
出さずに食べて(入れて)ばかりいるとおかしくなりますよね。

 

呼吸もまず出す(吐く)ことから。

吐き切った後に、新鮮な空気がドドっと入ってきます。
吸ってばかりいる人、いないですよね。

余計な力もまず抜く(出す)。
抜くから、しっかり入れることができるのです。

 

モノの片付けも同じ。
片付けの達人たちはみんな同じことを言います。

「まず、クローゼットの中の服、全てここに出して」

 

あなたの思考も同じこと。
出すこと(アウトプット)をせずに、入れること(インプット)ばかりやっていると行き着く先は、知識メタボ状態です。

まず今、あなたの頭の中にあること、全てここに出してみよう。

 

どう、出せる?

出してみたい?

 

まず、出そう。

毎朝起きたらトイレに行くように。

 

頭の中のモヤモヤって、出していますか?

 

 

・溜めないこと
・出すことをためらわないこと
・いつでも自由に出せる環境を作っておくこと

 

この3つ、大切なことです。

 

去年から、ひとりで考えごとをする時間が増えたと思います。

 

内面のつぶやきは放っておくと、ネガティブなワードや感情が連鎖していきがちです。

 


1日中そんなのが巡り巡ると、心身ともに悪影響を及ぼすでしょう。

 

できれば身体を動かして汗をかいたり、誰かとおしゃべりを意識的に行うといいですよね。個人的には、散歩なんか最高です。

 

そんな手段に加えて、
一冊のノートを用意して、「内面の言葉」を手で書き出すこと。

これも手札の一つにしてみてください。

スマホで他者とつながることをしばし休憩して、静かに自分と向き合ってみるのです。

 

今自分が感じていること、浮かぶ言葉。

気がかりなことや不安や恐れといった感情もすべて言語化できます。

誰かに見せる前提ではなく、

ありのままカッコつけずに気が済むまで書く。

 

まさにひとりツイッター状態。
文章でなく、キーワードだけでもOK。

スマホメモでもいいけれど、できれば紙にペン。

手を動かしたほうがいい。

 

肩の力をふっと抜きながら、思考のラクガキをするくらいの気軽さで。

最初は、正しいことを書こうとか、ホンネよりタテマエを意識してしまうかもしれません(誰にもみられないのに)

 

それだけ、内面のホンネをさらけ出すことに僕らは慣れていない。
でも、大丈夫。何事も段々慣れます。

NGワードなし。
何を書いても許可しちゃいましょう。
大阪のおばちゃんみたいに「思ったことをすぐ言う」イメージで(笑)。

 

やっていくと体感できます。

 

出すって、気持ちいい!

 

 

あ〜もう空っぽとなったら、書き出したものを今度は眺めてみます。
コツは、ぼっ〜とぼっ〜と眺める。
お茶でも飲みながら。

 

これを客観視と言います。

 

すると、自分のことなのに色々気づくことがあるでしょう。

 

・そうなんだね
・なるほどぉ
・あ〜そういうことか!

 

加えて、

 

「なら、こうすれば?」
「応援してるぞ〜がんばれ〜」
「もう、捨てちゃえば?」

まるで、他人にアドバイスするかのように。

 

「ノート×手書き」習慣は、かなり思考整理される方法。

 

晴れた日なんかに、できればWifiの届かない緑あふれる公園や海が見える場所なんかでやると、最高にリフレッシュできますよ。

 

これから好循環をつくっていくために、

 

・出入口の法則
・加えて、ノート×手書きで思考の書き出し実践

 

覚えといてね!

(ここまで)

 

昨日はちょうどいいタイミングだったようで、なかなかウケました。
よかったです。

 

ここからはあなたへ。

結論、
「本音、本心を出せる自分でいましょう。」

 

なぜか?
出さないと、僕らは忘れてしまうから。
タテマエばっかりの人生になってしまうから。

 

・本当にやりたかったことを。
・本当に伝えたいメッセージを。
・本当に大切にしたいことを。

 

きれいごとかもしれないけど、「ほんとはね」でもう生きていい。
自由でワクワクしていい時代がやってきた感覚、ありませんか?

 

SNSとかでも、「あ、この人の本音だな」って感じる瞬間がある。
もうそういう言葉しか、共感しない。

心が動かない。
ウソはちょっとごまかせても、長期的にはペイしない。

 

もちろん思ったことを何でもかんでも言えばいいわけではない。
円滑な社会生活をする上では、タテマエは必要。

でも、自分の本音をわかった上で、

タテマエを使えていることがポイントなんじゃないかと思うのです。

 

そのために、日頃から自分の思いや思考を「出す」のです。

 

いつも本心を忘れない。
ためらわずに、本心で動けること。

 

当たり前ですが、本当の気持ちを知っているのはこの世でたったひとり。
自分だけなのです。

出した後の空間に、またフレッシュな情報やアイデアなど、

本当にいま必要なことが自然に入って来るでしょう。

 

窓を開けて、空気を入れ替えていくように。

 

ノート上は、本音をさらけ出せる唯一安心、安全で「最も自由な空間」。

 

「ほんとうは何がしたい?どう生きたいの?」

 

行き詰まったら、

シンプルにノートとペンを用意して、

頭の窓を開放しよう。

出入口の法則、発動です。

 

何度でも言いたい。

 

出すって、快感なのだー!^^

 

 

それでは、また。

 

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