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イチョウ並木を眺めながら考えていること

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もし未来を洞察したいならば、「地を見るな、天を見よ」と言われます。

地上にうごめく人々の欲望やいさかいばかりを見ているのではなく、何か大きな天の動き、時代の流れ、そんなものに目を向けてごらんよ、ということです。

スマホからひっきりなしに届くほぼどうでもいい情報はちょっとスルーして、散歩しながら天を眺めるようにしています。

もう「高い地位に上がってやろう」とか、「何かで大儲けしてやろう」とか、「他人から華やかに思われたい」という欲のようなものには今や興味がないことにあらためて気づきます。

 

そんなことよりも。

 

今世、ぼくやあなたが生まれてきたことにはたぶん何か意味があるんじゃないかってことの方に関心があるのです。

この時代、このタイミング、この土地に、この両親の元に生まれてきたのには意味があるんだと思うのです。

そう、ぼくもあなたも、この世に「何かをしに来ている」わけで。
端的な表現をするならそれを「使命」というのでしょうか。

何かじぶんだけの使命がもしあるとすれば、その使命を生きたいものです。

暇さえあればSNSをチェックし、目先の欲と快を求めて、トラブルとストレスと対立と競争をするためにぼくたちはこの世にやって来たわけじゃ決してないと思うのです。

だから、たまには地ではなく天を眺める。

そして、何か心の奥底から沸き上がってくる心の声に静かに耳を澄ましてみるのです。
地ばかり見ていると、どうしても理性という名の雑音で心の声をふさいでしまいますから。

使命って、いろんな体験を通じながら、身体の奥底の方に実はある(忘れていた)記憶を思い出すようなものなのかもしれません。

 

「あ〜そういうことだったのか(思い出した)」と。

最近そんなことを感じます。

 

吹けば飛ぶようなミジンコ零細個人事業者であるぼくのところに、実は来年度の仕事の依頼がポチポチ入り始めています。

率直にありがたいなぁと嬉しく思うのと同時に、じぶんの使命ってもしかしてそういうことなのかなぁと散歩しながら自問自答したりしています。

その人その人にいろんな使命があるんだと思います。
あなたはこの世に「何をしに来ていますか?」。
じぶんという存在を生かしたいものですね。

 

一緒に考え続けましょう。
きれいなイチョウ並木でも眺めながら。

それでは、また。

 

 

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