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アンサング・ヒーローへの感謝を忘れないこと。

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忘れてはならないこと

 

何かで成功してチヤホヤされるとするじゃないですか。
会社ならみんなの前で表彰されたり、
メディアに出たり。
○◯さん、すごーい!と拍手される。

 

誰しも一度、経験してみたいものですよね。

 

でも、もしもチヤホヤされいい気持ちになっても、絶対に忘れてはならないのが、

 

必ずあなたを下支えした人たちがいた、ということ。

 

世の中で有名になる人物の陰には、偉大な無名の功労者の
「お陰」が存在するということです。

 

アンサング・ヒーロー。
歌われることのない名も無き人たち。
要は、縁の下の力もちの存在です。

 

周囲を見渡して、数人すぐに思い浮かびますか?
私は若い頃は見えていませんでした。
お恥ずかしいですが、営業をしていた頃、いかに陰でアシスタントの方に助けられていたのか、上司が陰で守ってくれていたのか、気づけていなかった頃があります。

 

「この結果、俺の力だ。俺、すげぇ!」

 

書いてて恥ずかしくなります。
そりゃうまくいかなくなりますわ。
さすがに今では誰のお陰なのか、だいぶわかるようになりましたが。

もしかしたらあなた自身がアンサング・ヒーローかもしれません。
今、誰かを下支えしていますか。

 

そういう生き方、私は大好きです。

 

会社の発展には、ふつうの事務員さんたちの「陰での配慮」が大きかった。
流行る病院の陰には、「手を抜かない清掃員さん」たちがいた。
活躍する政治家の陰には、「優秀な秘書官」の存在が。
高校野球で活躍するチームの陰には「レギュラーになれなかった多くの人たちやマネジャー」の地道な貢献があった。

・・・このようなことが世の中には色々あるはずです。

 

当たり前ですが、今私たちが便利で安心して生きていることすら、
実は多くの先人たちのおかげなのです。
名もない普通の人たちがあきらめずに頑張って努力してきた物語がたくさんあるのです。

 

このシンプルで大切な視点と想像を忘れ、
俺が俺がと自分のことだけでいっぱいになっていたり、
誰かの批判や文句ばっかりしているとしたら、物事うまくいかないでしょう。

 

物事がうまくいかない時、その原因は明らかです。
気づいていないこと。
感謝を忘れていないでしょうか?

 

 

アンサング・ヒーローたちの物語

 

今一つピンとこないならば、
この週末に映画館に足を運んで、
「Fukushima 50」という作品を観てください。

門田隆将氏のノンフィクションを元にした
3.11の福島第一原発事故を舞台にした作品です。
内容の詳細はここでは省きますが、日本という国もたくさんの犠牲や見えない功労者、アンサング・ヒーロたちによって守られていたんだということに気づかされます。

一つ間違えば東日本が誰も住めない土地になっていたかもしれないという衝撃の事実。
それを命がけで守った名も無き50人の作業員たちの物語を目にすることができます。
下支えという生き方、を目の当たりにします。

 

もうね、ポップコーンを呑気に食べているじぶんが情けなく思えて、涙します。

 

火野正平演じるベテラン作業員の命がけの作業。
実際、あのように放射能の中に飛び込んでいった名も無きおじさん作業員がいたのかと思うと、ほんと頭が下がります。
GO TOキャンペーンがどうとか夏休みの遊びを考えていた自分が少し恥ずかしい。

 

上映が終わった瞬間、私は静かに
「ありがとう。。おかげさまです。」とつぶやきました。

 

自分の力や能力だけで生きているのではないのです。
見えないたくさんの周囲の下支えで私たちは生きている。
今身の回りのモノ、全て誰かが作っているでしょ。
スマホもパソコンもコップも。
水や空気も私が作っているわけではない。

 

その深淵なる真実。

 

うまくいった時こそ周りへの感謝を最大級に。
うまくいっていなければ、静かに思い出しましょう。
いかに周囲に支えられているのかを。

 

今、私たちに必要な言葉とは・・・
もうお分かりですよね。

 

「ありがとう」の一言です。

 

ありがとうワーク

 

すぐできる実践です。
紙を一枚用意してください。

ありがとうワークと呼んでいます。

 

「ありがとう」を20個先に書きます。
次に、ありがとうの横に「名前」を書いてみてください。
家族、友人、これまで関わってきた人、尊敬する偉人など。
不思議とかつて大嫌いだった人が思い浮かぶかもしれませんね。
思い浮かんだら素直に書きましょう。

まずは20人。
できたら増やしてみてもいいですね。

口で言ってもいいのですが、
いつも言うように手でペンを持って書くと、しみ込んできます

 

あなたの周りにもアンサング・ヒーローはたくさんいる。
よかったら相手に直接感謝の連絡をしてもいいかもしれません。
心がウズウズしたら動きましょうね。

 

「おかげさまです」
「ありがとう」
この言葉が、世の中や会社という存在を育てていく。
それがあなた自身が好転していくきっかけとなるはずです。

 

本記事、あなたの下支えになったかな(笑)。
私は自分の仕事を「下支えのビジネス」と思いながらやっています。

 

今回も読んでくれてありがとうございます。
それでは^^

 

 

 

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