昨今話題のSDGs について(ようやく)インプットしています。
ちょっと仕事関連で必要になりまして。
「SDGs ?あたらしい韓国のアイドルグループですか?」
実はついこの前まで正直そんな感じでした。
しかしながら、知れば知るほど、
SDGsはますます私たちの暮らしや仕事に身近な存在
となるだろうとわかります。
なぜか?
不透明な時代を生き抜いていく上で、
誰しもが活用できる「羅針盤」になるからです。
知るだけでなく、
自分ごとに引きつけて考えてみるぐらいしていないと、
ちょっと恥ずかしい段階に入ってきている気がしています。
SDGs(エスディージーズ)とは・・・
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
はじまりは2015年の国連サミット。
加盟国193ヵ国が、
2016年から2030年までの15年間に達成するための17の目標を掲げました。
地球規模での共通目標というわけです。
こんなのどこかで目にしていませんか?
![](https://assets.st-note.com/img/1640672172917-w51gHHNnCL.jpg)
たぶん各国の相当アタマのいい代表の方々が議論してまとめたんでしょうね。
それだけに見て感じとれるのは、
「人類の幸せはどこにあるのか?」を考え抜いた知恵の結晶のような目標です。
15年間といえば、結構長期ですよね。
ちなみに今から15年前といえば、2006年。
私はまさかその2年後にじぶんの部下と付き合って
結婚するなんて考えられま・・・ちょっと余談でした。
話を戻すと、
国連として今回は本腰なんじゃないでしょうか。
SDGsの目標を眺めていると、
人間のあらゆる活動の先にある幸せへのヒントを示してくれている、
そんな気がします。
*
たとえば、ビジネス活動。
いま消費者の5人に1人がSDGs的な商品を選ぶんだそうです。
たしかに、迷ったら社会課題を解決してくれそうなモノをぼくは選びます。
もはや企業側としてSDGsは無視できません。
そして、求職者。
就職先に決めた理由の上位に「社会貢献度が高い」がきているそうです。
選ばれる企業になるためにはSDGsへの取り組みは必須な時代。
まぁ本業を頑張ることこそ、一番の社会貢献にはなっているわけですが。
あとは、投資家。
ESG投資という言葉もたびたび目にするようになりました。
環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行なう投資のことです。
欧米を中心に広く浸透しているようです。
平たくいえば、持続的に成長して社会的意義のある
「いい会社」にしか投資しませんよ、ということです。
もはや「いい会社」でないと、
お金が集まらないことを意味しています。
オレたちが儲かりゃいいのだ!
という経営では投資家からソッポを向かれるというわけです。
ちなみに、私たちの大事な年金も
数年前からESGを考慮した投資運用が為されてされています。
以上の例から見ても、やはり大きな潮流は起こっているわけです。
*
しかし大事なのは、一つです。
コンセプトを理解しているだけでは意味がない。
政府や企業という大きな存在に任せて従うというよりも、
一人ひとりがSDGs的な感覚を引きつけて活用しながら暮らしていくことが大事
なんだと思うわけです。
他者依存で幸せの選択をあやまらないために。
じゃあ何が具体的にできるのか?
年末にまたゆっくり考えてみたいのですが、
ひとつだけフッと浮かびました。
このブログです。
本ブログは見ての通り、
基本、好き勝手自由気ままに書いています。
そのスタンスは今後もこのままですが、
ちょっとSDGs的な要素も入れてみようかと先の17の目標を眺めていたんです。
ありました。「これだ!」と。
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
シンプルな一行ですが、
なにかぼくの心にいい具合に引っかかりました。
たぶん、エネルギーとは資源エネルギーのことを指してるのでしょうが、
ぼくは人の心を温かくする、勇気や元気が出る「熱」という解釈をしてみました。
そんな文章をブログを通じてより多くの方々に届けたい。
しかもよりわかりやすく(クリーンに)。
なんだか、大きな軸というか方向性ができました。
こんな風に、
SDGsの目標はじぶんに引きつけて「活用する」ことができるのです。
なにごとも大きな羅針盤があれば、迷いません。
ブレません。
そして、安心して前に進めます。
いや〜来年もブログを楽しく持続できそうな気がしてきました。
ちょっと今なにかと方向性に迷っている人は、
一度SDGsの17の目標をぼっ〜と眺めてみてはいかがでしょうか。
自分が大事にしたい価値観やポリシーが再発見できるかもしれませんよ。
それでは、また。