仕事

【プロにとって大事なこと】モチベーション不要論。

さて、今日から2月ですね。
気分一新、バリバリ動いていきましょうね!!!

 

(うーん・・・むり・・・)

・朝から気持ちがどんより。
・仕事するのがイヤ。
・はぁ〜月曜日の会議よ。

 

もしそんな状態だったとしたら、視点を変えてみませんか?
見るポイントを変えることで、解消されるかもしれません。

 

実のところ、私は30歳まで月曜が本当に大嫌いでした。
気がかりなことを抱えたまま迎える月曜ほど身体が重い日はありません。
あの地下鉄の階段を登る時のしんどいことしんどいこと。

よくこんな言葉を口にしていました。
「モチベーションが・・・」と。
次に来るのは「低い」となるわけですが。

 

あなたは、使いますか?
このカタカナ言葉。

今日はこのモチベーションと言う言葉の「正しい使い方」を解説しながら、サクサク動けるためのヒントを提供したいと思います。

 

「モチベーション」の正しい使用方法とは?

今朝、こんなツイートをしました。

結論を言うと、この言葉は「自分自身」には使わなくていい。

使い方と言っておきながらなんですが、口にしなくていい言葉と言い切ります。

なぜか?

行動できない理由をモチベーションに求めている限り、ブレブレの人間になるからです。
自分のモチベーションが高かろうが低かろうが、相手(お客様)には全く関係ありませんから。

今日は高いから、動ける。
今日は低いから、動けない。
そんな人、どこに行ったって信頼されませんよね。

「モチベーション」または「やる気」という言葉。

今後、自分に対しては一切使わなくていい。

何かしらプロとして生きるなら、バッサリ捨てましょう。

実際、何も困りませんから大丈夫です。

その代わり、使って欲しい言葉があります。

「基準」です。

この2文字があなたをグイグイ成長させるのです。

 

自分の基準、この1点にフォーカス

私はかつて企業経営にモチベーションを結びつけるコンサルティングを日本で初めて普及させた「リンクアンドモチベーション」という会社の草創期にジョインし、10年勤めていました。

働くモチベーションを研究し、顧客企業の成長に繋げていく技術を提供する。
そんなお仕事です。

ある1つの事実をお伝えします。
社内の人間で自分自身の「モチベーション」について語る人間は一人もいませんでした。
本当にプロ意識の高い職場でした。

後々に新卒で入社した方が「(私の)モチベーションが」と言い出すことはありましたが、「だから何?」で一蹴されるのがオチでした。

モチベーションではなく、仕事において使うべきは「基準」。
仕事における自分の基準が高いのか、低いのか。

「その基準でいいの?」
よーく言われり、逆に後輩に言ったりしたものです。

自分の基準。
プロはこの1点に焦点をあてているのです。
そして、常に自分の基準を超え続けることをするのです。

それだけで、あなたの成長角度は変わるでしょう。

 

自分の基準をメモしてみよう

基準とは「いつまでに何をやる、どれくらい?」という具体的な言語化。
まずはシンプルな基準をもちましょう。

今日の体調や気持ちはどうであれ、仕事はその基準に沿って淡々と動く。

2月だろうが、3月だろうが同じことです。
その基準をクリアしていくことでしか、どんな高みにも到達できません。

試しにあなたの基準を書き出してみましょう。

意外と言語化できないかもしれません。
紙にメモしながら言語化するのが、おすすめです。

たとえばダイエットなら、
・寝る前に10分間ストレッチ5種やる
・朝起きたらスクワット3セット
・食事は一口30回噛む
とかとか。

仕事なら、
・企画書は1枚でまとめる
・文章は「結論+理由」のシンプルな型で書く
・限りなく即レスする

など【シンプルでカンタンなこといいので】自分基準をもってみてください。
コツは「最低でも◯◯」というフレーズ。

◯◯には必ず具体的なワード<数字・固有名詞・動詞>を入れていきます。

「モチベーション」や「やる気」といったふわっとしたマインド系の言葉ではなく、今日もその書き出された自分の行動基準を淡々とクリアし続けることなのです。

結局、プロは行動
行動しなければ現実は1ミリも変わらないのだから。

しかし、もう一つの事実を書いて終わりにします。
行動していると、モチベーションは「結果的に」上がります。
モチベは、後から付いてくるものなのです。

しかし、いちいちその点に触れる必要もありません。

また、今日も明日も淡々と行動すればいいのです。
ぼちぼちいきましょう。

 

 

PS,
ただし、あなたに関わる大切な方々のモチベーションは気にかけてあげましょうね。

・笑顔
・一声かける
・話を聞く

ほんのちょっとした気遣いが相手のモチベーションを高めます。
それができるのも、またプロだと思います。

 

 

当時在籍していた会社の代表が書かれた数々ある中の一冊。
なぜかあまり売れなかったようですが、私は最も感化された好きな本でした。

こちらの記事もおすすめ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA