近頃、いろんな方とお話していてふと思ったことがあるのです。
コロナウイルスの影響で、これまでの当たり前がひっくり返ったじゃないですか。
誰しもなにかと苦労して、外にも大手を振って出られずに残念な時期を過ごしてきた。
ああ、もうこんな生活嫌だ・・・
な、はずなんですけど、どうやらそれだけではないようなのです。
いったい何かというと、
「誰もが、この1年ぐらいを振り返ると、
何かその人なりの新技を開発し、
身につけてきているのではないか?」
ということなのです。
新しい技といっても、決して必殺技レベルではなくて、
・料理がちょっと上手くなったとか
・掃除の楽しさに開眼したとか
・ウォーキングをするようになって気がついたら10000歩とか平気で歩いている、とか
・めっちゃ映画に詳しくなった
・ブログを書き始めたら楽しくて毎日文章を書いている、とかとか。
ちなみにぼくはラップを上手に切れるようになりました。
他者が聞いたらささやかなことなんだけど、
その人の人生にとっては今まで全くやらなかった新しいことなのです。
もちろん「私にはそんなことない、技なんてないよ」と即答される方もいるでしょう。
でも、ここ1年を振り返ってみてください。
不便な仕事や暮らしの中で工夫してきたことがあると思うのです。
その人なりに、ですよ。
その工夫してきたこと=あなたの「技」です。
どうか謙遜しないで、
ここ1年どんな技を開発してきたか、ぜひ思い浮かべてみてください。
そして何か壁があったとしても、
乗り越えるためにその新技を上手に使ってきていないでしょうか?
本人は技だなんて思っていないでしょうし、気づいていないかもしれません。
すぐ忘れてしまうようなことなのかもしれません。
しかし、ぼくは思います。
この1年、誰もが着実にスキルアップしてきている、と。
もちろんあなたも、です。
ちょっとたくましいあなたがそこにいませんか?
身につけたのは、一体どんな新技ですか?
ぜひ誰かに伝えてみてはいかがでしょうか。
あなたが工夫してきたこと、意外と喜ばれるかもしれませんよ。
それでは、また。
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