イイ文章が書きたいなら「ツッコミ」が大事。
そう、お笑い(漫才)でいうボケとツッコミのツッコミです。
いきなり文章を書けなくて当たり前です。
ぼくらに足りなかったのは「ツッコミ」なのですから。
なんでやねん!っていうアレです。
(余談ですが、ぼくはお笑いコンビでいうとテンダラーが昔から好きです。)
ツッコミするといい理由は、文章を書く際の必要な材料がどんどんそろうからです。
美味しい料理を作りたいなら、まずスーパーに行って新鮮な食材を買いそろえるのと同じ。まずは材料がないと料理も文章も作れませんからね。
たとえば、「断酒します。」という結論があったとしましょう。
さぁ、ツッコんでいきますよ!
ふぅ〜今日はこのくらいにしておきましょうか。
書いておいてなんですが、あまりパンチのあるツッコミがありませんね。
でもOKです。
あとはこのツッコミ的な質問に答えていくだけ。
1000字程度の文章ならサクッと出来上がります。
最後ちょっと順番とか体裁を整えて終わりです。
たとえばこんな感じで仕上がります。
決して完成度が高いとは言えないのですが、ツッコミしてからそれに答えていくように書く方法だと、割と短時間で書けてしまうのは事実です。
ポイントを整理します。
①結論となる一文を用意する。
②その結論にツッコミまくる(5〜6個ぐらいで十分)
③ツッコミにひとつひとつ答えていくように書いていく。
以上です。
ツッコミからはじめる文章作成術。
ぼくはこの書き方に気づいた時、目からウロコが落ちました。
ツッコミしないで書いた文章ってぼんやりしたものになりがち。
(あえてポエム的に書きたいならいいですけどね)
抽象的な文章というのは、高尚な哲学的なものになるか、最高につまらない文章になるかのどちらかになります。たいていつまらない方になります。
じゃあ面白い文章とはなにか?
「具体的な文章」なんだと思うのです。
読み手に説得力を持たせるのも、具体性が必要ではないでしょうか。
というわけで、大事なのは「ツッコミ」。
書けない人に足りないのは能力ではなく「ツッコミ」です。
文章を書く前に、また書いた後でも色々ツッコんでみてくださいね。
『なんでやね〜ん!』って。
ツッコミに答えていくように書けば、文章は出来上がります。
こっそり、セルフツッコミを楽しみましょう。
それでは、また。