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ひとつの授業、ひとつの講座。
講師が事前に準備してきたことを一方的に100%伝え切って終えたとき、その授業は自分の意に反して失敗していることが多いものです。
授業も講座もライブ。
その場の雰囲気や人との対話で、時には手元の資料をバッサリ捨てることも大切です。
(今回はもうこれだけでいい。)
勇気を出してメッセージを1つに絞り込んだときほど、良い場になっていることが多いものです。
さらに。
「ここにいる君たち(あなたたち)を見て、ふと思い出したことがあります。」
よかったらこのフレーズを使ってみてください。
どんな人たちも顔をスッと上げて、真剣に耳を傾ける準備が整います。
おそらく、そのあとに続く言葉は、だれかの借り物ではなく、自然とあなた自身の内側からの言葉になるでしょう。
過去に経験した失敗や挫折、大きな気づき。
人生のターニングポイント。
シェアしておきたい教訓。
足元の落とし物を拾ってそっと相手に手渡すかのように、しみじみとその言葉や物語を伝えてみてくださいね。
じぶんの内側からのメッセージがもっとも伝わるもの。
そして、参加者とつながりやすい場になっていくはずですよ。
事前に用意したことだけではなく、ある瞬間に思い浮かんだことをありのまま伝えていきましょう。(経験上、そっちの方が相手の心に刺さっていることが多い気がします)
今日は特定の人向けのアドバイスでした。
手短ですが、ご参考まで。
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