たくさんの「◯◯してはいけない」を抱えながらぼくたちは生きています。
すべてを「してもいい」に変換しちゃいましょう。
じぶんの中で「許可」するのです。
すると、おどろくほどやさしくなれます。
ちがう言い方をすると、
人ってどうでもいいところでヘンなこだわりを持ちすぎていることにも気がつくでしょう。
怒ってはいけない
泣いてはいけない
食べてはいけない
遊んではいけない
間違ってはいけない
スベってはいけない
そんな感じで知らず知らず日に何回も「禁止」を繰り返してませんか。
でも現実は・・・
怒ってはいけないと思えば思うほど、結局怒ってしまっていません?
ダメと言われれば言われるほど、逆に意識がそこに向いてしまい、やってしまいたくなるのが人の不思議な特性なのかもしれません。
ダチョウ倶楽部さんには「いいか、押すなよ、ぜったいに押すなよ!」と言いながら熱湯ぶろに落とされる定番のコントがあります。
あれは押すなよ(=押せよ)というシナリオが見ている人にも分かるからこそつい笑っちゃうわけですが、ぼくらも日常で同じようなことをしているのかもしれません。
実験として。
すべて「いい」に変えてみましょう。
怒っても、いい。
泣いても、いい。
食べても、いい。
遊んでも、いい。
間違っても、いい。
スベっても、いい。
ひとつひとつ許可していくのです。
なんだか見えないヒモでじぶんをグルグルと縛っていたんだなぁと気づけると思います。
ゆるんでくるでしょう。
でも、ゆるんでも「いい」のです。
大丈夫です。
ガチガチでもいいし、ゆるんでもいい。
どっちでもいいよ、とするわけです。
感情がニュートラルになると、人は自分の中でまともな判断をしますから。
子どもに怒ってもいいんだと思うと、逆に怒りたくなくなります。
大人でも辛い時は泣いてもいいんだ、と思うと心が柔らかくなります。
講座でスベってもいいと思うと、、、ウケるんですね。
ぜんぶぼくの経験ですけど。
たった半日でもいい。
試しに「ダメ」を「いい」にして過ごしてみてはいかがでしょうか。
してもいいし、しなくてもいいってことです。
その上で、したかったらすればいい。
じぶんのしたいことをすなおに認めてあげるわけです。
心地よい風がかろやかに心身を吹き抜けると思います。
こんな力の抜けた文章だって「いい」のです(笑)。
そんな感じで。
まずなにを「いい」にしてみますか?
自分の中で「許可」していないこと、たくさんあるはずですよ。
それらはあなたの「まだ見ぬ伸び代(のびしろ)」です。
私はそう呼びたいと思います。
それでは、また。