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働くことの原点を思い出そう。

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ある知り合いの会社で働く若者が「働きがいがない」とこぼしていたようです。
働きがいがない・・・
あなたにとって働きがいとは一体何でしょうか?

一緒に考えてみましょう。

 

***

 

私の今までの仕事人生の中で、一番うれしかった報酬金額は「5万円」です。
100万円でもなく、20万円でもなく。
2013年の夏。38歳でした。
自営業になって初めて仕事をいただた報酬です。

振り込まれた月末の日、近くの銀行に行き、
貯金通帳に記帳した時のあの音。
「ジ!」一瞬でした。

刻まれた5万円という数字。
見た瞬間、ちょっと感動で泣きそうになりました。
自分の力で、手で稼いだお金という実感が湧いてきたからです。

それまで一部上場企業で働き、
毎月それなりの給料が自動的に振り込まれていた時には感じなかった感覚です。
自分が誰かの役に立ったんだ、という実感はサラリーマンの時には
なかなか感じにくい。
どちらかと言えば、社内で評価された結果が報酬というニュアンスでした。

役に立った、だからこの報酬をもらったんだ!
自営業ならではのリアルな貢献実感に私は感動したのです。
38歳のおじさんが、です。
ようやく大人の一歩を踏み出したような気がしたものです。

 

***

 

以上の経験から言えるのは、
人の役に立った、と実感できた時にこそ
「働きがい」というのは感じられるという私の意見。

決して、誰からからもらえるものではなくて、
真面目にやっていたから感じられるものでもない。
誰かの役に立てる喜びこそ、働きがい。
そう言えるんじゃないかな、と。

あなたも振り返れば、どんな時に
「自分が役に立っている」と実感しましたか?
そこが原点です。

ぜひ思い出してみてください。

何かをして喜ばれたことを。
「ありがとう」と言われたことを。
対価としての報酬を手にした時の感動を。

誰かの役に立てるって実に素敵なことです。

仕事とは、事(こと)に仕(つか)えると書きます。
働くとは、傍(はた)を楽(らく)にするという意味です。
そう、自分のためではなく誰かのために動くことにこそ、
私たちの生きる価値があるのです。

もしも、その実感を得たいと思うならば、
1つ提案があります。

今、目の前にいる人を「笑顔」にしてみましょう。

たったそれだけです。
簡単すぎますか?それともなかなか難しいですか?
でも大切な基本だと思います。

なぜなら、どんな事業もどんな大きなプロジェクトも原点はそこにあるのです。
突き詰めると、「たった一人の笑顔をつくること」に尽きるのです。

***

給料が安い、仕事がつまらない。
会社が、世の中が、自信がない、とか。
いつまでもそんなこと言ってないで、
さっさと目の前の人を笑顔にしましょう。
騙されたと思ってそのことに集中してみましょう。
今年の残り3ヶ月間を。

実のところ、本当に働きがいを感じている人は、
「働きがい」という言葉は一度も使いませんよ。
それよりも、

・誰の笑顔を作ろうか?
・どうやったらもっと笑顔になるだろう?
・もっともっと笑顔を増やしてぇ〜!

と日夜頭を捻っているのです。

しかし、

あなたにも少なからず「原点」があったはずです。
それは子供の頃のお手伝いの時かもしれないし、
学生のアルバイトの1シーンにあったかもしれないし、
新入社員の頃、先輩に言われた一言かもしれない。

「ありがとな^^」
誰かに喜ばれた1シーンの原点を思い出してみませんか。

働きがいがないのではなく、
忘れているだけかもしれませんよ。

原点を思い出すこと。
あなたの小さな逆転劇はそこから始まるのではないでしょうか。
私は勝手にそう思っています^^

それでは!

 

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