なんだかんだ学生からの相談で一番多いような気がします。
社会人でも同じ相談をうけることがあります。
ぼくはこんなアドバイスをします。
「コトではなく、人を探してみよう。」
やりたい何か?というコト探しではなく、今の自分が気になっているヒトをまずは探してみるのです。
好きな人でもいいし、尊敬できる人、良いも悪いも嫉妬してしまう人。
別に歴史上の偉人でも架空の人物でも構いません。
アイドルでもアニメのキャラでも起業家でもOK。
自分が関心のある好きな人なら思い浮かびやすいですよね。
一人より、何人かいた方がいい。
次は今度は、調べる作業です。
その気になる人たちが「一体何を目的・目標に生きているのか(生きていたのか)」を徹底的に調べます。
ネットや雑誌から、書籍、新聞、SNSあらゆる媒体を調べてみましょう。
インタビュー記事や、自伝など、著名な人であれば何かしら語っていること、記述されていることがあるはずです。
たとえば、ジャッキーチェンが好きなら、
「ジャッキーチェン 目標」とネットでググってみるだけ。
出てきますよ。
いろいろ。
大谷選手が好きなら、「大谷翔平 今の目標」とか。
身近な人には、思いきって直接聞きに行ってみてもいい。(むしろ、行ってみよう)
その人の持っている目的や目標を知るプロセスの中で、あなたの感性に引っかかるキーワードが必ず出てくるはずです。
もちろんメモしてね。
あなたのノートにはこんな文章がメモされていくはずです。
それら一覧にしてみるのです。
好きな人たちの目的一覧を眺めているだけでも、気持ちは高まるでしょう。
中にはとても共感したりする一文に目が止まるでしょう。
そこではじめて、ベクトルを自分に向けて思考してみます。
「じゃあわたしの目的ってなんだろう??」って。
まだ言葉になりきれていないぼんやりした思いの輪郭がハッキリしてきたりするはずです。
仮置きとしてそのまま真似るでもいいですし、それらをヒントに自分の人生の目的を熟考(言語化)してみるのもあり。
ぜひ試してみて欲しいと思います。
まず人を探すべし、ですよ。
ちなみに、気づきました?
自分のやりたいコトって、なぜなかなか見つからないのか?
やりたいコトは「手段」だからです。
まず自分の目的やゴールを見つめていくのです。
行先が見つかると、手段としてのコトも自ずと見つかるでしょう。
どうぞご参考まで。
それでは、また。