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生きていく上ではゴールを設定しにくいことの方がむしろ多い

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人は、ざっくり2通りです。

1つは明確なゴール(目標)をセットしてそこに向かって走る人。
もう1つは、流れに身を任せ、たどり着く目標を特に持たない人。

そりゃ明確なゴールを持つ人の方が良いのでは?
なんとなくそう思うかもしれません。
なんかビジネスパーソンの鏡のような感じですものね。

近ごろ就活生と話をしていると、特にそう感じます。

「将来像が(描きたいのに)描けません。」
「ゴールの見えない自分に焦りやイライラを感じています。」
「ゴールがない私は内定さえももらえないのではないか。」

ちなみに現在のあなたならどちら派でしょうか。

ぼく自身も過去を振り返れば、両方を試してきました。
目標を持っていた日々もありましたし、その充実感や挫折も知っています。

たずさわった仕事上、たくさんのビジネスパーソンも見てきました。
その上で、ざっくり感じていることですが、

多分、世の中の大人の8、9割は「流れに身を任せ」派でしょう。

 

今のぼくは完全に「流れに身を任せ」派です。(あなたも?)
それでいいと思っているのです。

もちろん生きている中では、ゴールを持てる時期もあるでしょう。
それはそれでゴールに向けて突っ走ることで充実します。

でもゴールなどよく分からないまま過ごしている大人は世の中たっくさんいるのです。
いつもいつもゴールがあるわけじゃないのです。
それが生きるリアルです。

社会ではまだ実績もない、人脈もない、なんの経験もない。
当然、信頼もまだない。

そんな言ってしまえばちっぽけな存在が、何か壮大な「やりたいこと」や「目標」がないからといって焦ったり、落ち込む必要はサラサラないと思うのです。

そんなことで思い悩むより、今目の前にあることや、目の前の人を何よりも大切にしていく。そんな生き方も全然ありです。

今できることをすればいい。
コツコツ信頼を積み上げていくことに全力を注いでみたらどうでしょうか。

流れに身を任せつつ、今日1日をマックスで充実させるのです。
その先に、どこかのタイミングで本当にやりたいことや理想の未来がやってくるのだ、と。

そう信じて、進んでみませんか。
今、先々のゴールがなくてもまったくもって大丈夫なのだと言いたいのです。

流れに身を任せる派として堂々と胸を張っていきましょう。

それでは、また。

 

 

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