何かをコツコツ続けていくこと。
それには「理由」が必要です。
ときどき「なぜか?」を改めて見つめ直すことって大事ですね。
ぼくがこうやってブログを書いているのも「ある理由」があるからです。
かつて仕事の成果がなかなか思うように出ず、
上司とも折り合いが悪くて職場に行くのがほんとうに辛い時期がありました。
そんなどん底のような日々を味わっていた時、
活字に何度も何度も励まされたからです。
具体的には、書籍もそうでしたが一番はなんと・・・
「無料のメルマガ」でした。
もう15年くらい前のこと。
実はどなたが書かれたメルマガだったかすっかり忘れています。
当時経営コンサルタント、心理学者、コーチングをされている方、投資家
などなどいろんな方が書かれた無料メルマガをたくさん購読していました。
やはり具体的なお名前とかメルマガのタイトルなどなぜか思い出せないのですが、
それらの文章に勇気づけられ、助けられた記憶だけはあるのです。
当時の週末はお決まりのカフェで、パソコンに溜まったメルマガを一気に読み、心に響いた文章や言葉をそのまま手帳にメモすることが日課でした。
そんな原体験が、今書くことの原動力になっています。
あくまでぼくの実感なのですが、
偉人や著名な人が放つ名言もたしかに共感するものです。
しかし、なんだか弱っている時には、むしろ無名でふつうの人の素朴な言葉というのが心にジーンと響いたり、沁みるんですよね。
ぼくがいま書く理由。
それは、あの時ぼくが文章に助けられたように、くじけそうな人、よろけそうな人、空回りばかりしている人のささやかでも下支えになるお役立ちができればという恩返しの意味があります。
人はたった一行であっても、とても勇気づけられることがある。
ぼくがそうだったように。
たとえばあなたがいま何か辛い状況だとしても。
時が経つと解釈が変わることって多々ありますよね。
「あれはあれでよかったんだ」と。
その解釈を変える原動力になるのは、やはり言葉。
じぶんにない新たな言葉や表現を取り入れることで、
思考というものが変化することができると思うのです。
無名でふつうのぼくが表現するたわいのない文章も、
もしかしたら誰かにとっては新しい言葉や表現としてプレゼントになっているのかもしれません。
まだまだ未熟で至らないところばかりですが、
そうなったら嬉しいなぁと思いながら、書き続けています。
それでは、また。