ふぅ〜やっと今日から次男の幼稚園が始まりました。
長男と長女の小学校は7日から・・・。
あと少し、静かな自宅がやや戻りつつあります。
ふりかえると、年末年始子どもにたくさん「ダメダメ」言ってしまっていたなぁ。
ちょっと反省しています。
私と同じように感じている子育て中の皆さんはいるのではないでしょうか。
ダメというひとことは、子育てには必要だし、即効性はあります。
もちろん緊急時には使うべきです。
しかし、相手のエネルギーを奪う一言。
親としては、もっとバリエーションを増やしたいもの。
いつも偉そうに研修講師として「前向きな対話が大事」とか伝えているのに、家庭での子育てになるとできていないこと、じぶんの無力感を覚えることがいまだにあります。
長年積み上げてきたビジネススキルはたくさんあるのに。
もっと効果的に使えないかなぁ。
使いたいなぁ。
(妻にはあまり役に立ちません、むしろ逆効果・・・)
今朝そんな思っていることを習慣のひとつとしてノートに書いていました。
そして、ふと「あること」を思い出したのです。
アレなら子育てにも活かせていたはず。
そして、あれは私の得意技^^(すっかり忘れてた!)
それは、
YES AND法。
ご存知でしょうか。
YES ANDとは、「はい、そして○○」という構文です。
①相手の言っていることに必ず「YES」という肯定を示し、
②「AND」そして、1アイデアを追加提案する
ただそれだけのシンプルなコミュニケーション技法です。
意識して使っていると次第に馴染んできます。
たとえば、
子どもがごはん前に
「お菓子たべたーい」とか言い出したとします。
速攻で「ダメ!何言ってんの!」とか言ってしまいません?
そうではなく、YESで受け止めます。
「お菓子?うんいいね〜」
次にANDで付け加えます。
「じゃあ、ご飯食べた後に一緒に食べよっか」
「うん^^!」
こんな感じです。
(・・・そんなうまくいくかーい!)
ですよね。
もちろん現実はそんなうまくいかないかもしれません。
しかし、NOではなくまずはYESで受け止めること。
たったこれだけでも子どもは嬉しいのではないでしょうか。
AND〜、に関してはやや頭を使いますが多少強引なアイデアでも、先に受け止めてもらえた子どもは聞く耳を持ちやすいので、親からの提案は通りやすいはずです。
なんでもかんでもNOを言われ続けると、子どもは挑戦をしなくなります。
「どうせ言ってもダメと言われるから」
そんな先入観が刷り込まれていくでしょう。
どんな状況であれ、YESで受け止める。
そこに小さな提案をして、互いにハッピーにしていく。
そういう大人にこそ、子どもは憧れるはずです。
なーんて書きながら思います。
私はまだまだです・・・。
一緒にがんばりましょう。
メモ書きしながら大切なことを思い出すことって多々あります。
今日から再セット。
2021年の対話の基本にしていきます。
あなたも試してみてくださいね。
このYES AND法。
お気づきだと思います。
効果があるのは、子供だけではないのです。
大人であっても、同じ。
「ダメダメ」言われたらやる気をなくしますよね。
「どうせ・・・ムリ」
そんなじぶん。今までないですか?
ぜひ管理職やリーダーの方にはおすすめです。
私は10年ほど管理職をしていた際、意識して活用していました。
しばしば上司って断定的に否定コミュニケーションをしがちです。
あんだけ、部下の時されたらイヤだったことを忘れちゃうんです。
「でもさ」とかいっぱい言ってませんか。
下からの目線を思い出すと部下育成はいくらでも上手になるのに。
肯定を基本に。
部下の顔つきが明るく変わってきますよ。
まずは「いいね〜」から入るだけ。
「そして、XXもぜひやってみてね!」
そんな風に、こちらの言い分をポジティブに付け加えていく。
他者にたくさん好影響を与えたい。
そう思っている人には【基本の公式】かもしれません。
整理します。
YES AND法はシンプルでカンタンです。
①まずは相手の言葉をYES(いいね)で受け止める
②次に、AND(そして○○)と1アイデアを追加提案する
これだけです。
ぜひ試してみて!
・子どもへの声がけに困ることが増えた
・部下のやる気を引き出したい
・シンプルに人を元気にさせたい
こんなニーズのある人には超おすすめ。
ぜひ試してみて!
相手の話は、YESで面白がりながら受け止めていこう。
あなたの器を広げていく魔法のキーワードになるでしょう。
それでは、また。
自己肯定感アップ!我が子に合った「ほめ方」がわかる!
伝え方コミュニケーション検定