今日は一冊の本をご紹介します。
”どのページを開いてもいい。
今のあなたの心境や状況に何か引っかかる【激しい言葉】が飛び込んでくるはず”
そんな本です。
「おい、もっと自分を貫いてみろよ!」
久々にそんな喝を入れられました。
今朝、メモ活の参加者から「太陽の塔」の話題があり、
久々に本棚から取り出して開いてみました。
結論、故岡本太郎氏の著書はどれもおすすめです。
そして、冒頭の言葉。
激しい言葉ですが、なぜか優しい。
もう赤線引きまくり。
読むたびに頭と心を揺さぶられます。
購入したのは2014年ごろ。
独立してまだ自分のスタイルに迷いがあったときでした。
たまたま本屋で手に取り、
パッと開いたページに書かれていた一行でガツンときたのです。
その一行とは・・・
自分以外のものになるな
・・・はい、なろうとしていました( ; ; )
当時の私は他人のアレコレ、周囲の成功者ばかりをみて、
そうなれていない自分に自信を失くしていたのです。
そうか、私は私でいいんだ。グスン・・
しかし、彼はなぐさめるどころかさらに豪速球を投げてきます。
・弱いからダメだとか、どうしてこう弱いんだろうと嘆いて、
・自分自身を責めることで慰め、ごまかしている奴が多い。
・そういうのは甘えだよ。
・もっと平気で、自分自身と対決するんだ。
自分と闘え、と。
逃げてんじゃねぇ、と。
ほんで飛び込めよ、と。
(あ、そっちですか)
もう、小一時間お説教をされている感じでした。
しかし不思議と勇気が湧いてくるのです。
とことん自問自答しながら全力で生きてきた中で絞り出されてくる言葉だから。
下手なコーチングやセミナーを受けるぐらいなら、
この一冊をテキストに、自分でメモ書きしながら自問自答する方が価値があります。
「いったいあなたはどう生きたいのさ?
このかけがえのない一度限りの人生において」
さぁ岡本師匠の問いかけに、あなたはどう答えを出していくのか。
もちろん師匠なりの意見は随所に出してくれます。
過激ですけど^^
・ちょっと目を覚ましたい
・ガツンとフィードバックを受けたい
・そして、生きることへの勇気がほしい
そんなニーズに何度も応えてくれる一冊です。
よかったら読書の秋に。
故岡本氏がどんな意図であの太陽の塔を作ったのかはわかりません。
しかし、彼の生き様や言葉を知ってから眺めると、また違った姿に見えてきます。
強い意思をもった人間のアウトプットってやさしいのです。
たぶん。