結論から言うと、
もし人生を変える3ステップがあるとすれば、
表情▶︎考え方▶︎行動
だと思うのです。
そう、最初に来るのは「表情」であって「考え方」ではない。
それが今回のメッセージになります。
ここでいう表情というのは、一言で「笑顔」のことを指します。
笑顔といってもガハハと大笑いしているのではなく、小さな笑顔。
silent smile
口角をキュッと上げる程度の笑顔です。
口角が上がると目尻が自然と下がり柔和な表情になりますよね。
なんで表情からいくといいか?
理由は、自然とポジティブになるからです。
そして、オープンなコニュニケーションがしやすくなるからです。
じぶんも、その場にいる人も。
表情次第でじぶんのメンタルやパフォーマンスは大きく変わります。
試してみると分かりますが、眉間にしわ寄せるよりも笑顔でストレッチをした方が、不思議ですが柔軟性が変わります。
仕事においても笑顔で会議を始めた方が、確実にいいアイデアが出ます。
商談やプレゼンも調子が良くなりますよね。
対人的には、好感度が上がります。
表情は好感度にかなり影響しています。
特に上司や管理職の方は、大切です。
1人の表情が場の空気を作るから。
上に立つ人は、そういうことに関心を払える人であってほしいですね。
ちなみに、ぼくは大学で授業をするときや企業でセミナーをする際には、いつも冒頭笑いながらはじめます。
「ハハハ・・実は、こんなことあってね」てな感じで。
若い頃は表情の大切さなんて分かっていませんでした。
スマイル?はぁ?そんなの大切だってわかっているよ、
そんなことよりさ、と「暗い顔」しながら言っていたと思います。
一方、わたしは人生をより好転させたくて、仕事でも成功したくて貪るように新しいビジネス書や自己啓発書を買いあさって読みまくっていました。
もちろん眉間にしわ寄せながら・・・。
自分には「考え方」が足りないんだと思っていたのです。
人生の答えは、先人や成功者の知恵にあり、それを凝縮した書籍から学べばじぶんの人生は良くなっていくはずだ。そう信じていたんですね。
でも、自己啓発書を何冊読んでみても、何かしら気づきや学びはあれどぼくの人生に大きな変化が起こることはありませんでした。
ずっと思うような結果が出ず悩んでいたし、コンプレックスが消えることもなく、空回りばかりでした。
いくら新しい考え方を仕入れても、結果変わらない。
こんなに自己投資して頑張っているのになぁ(笑)って。
今思えば、自己啓発書自体が悪いのではなく、私自身に大事なポイントが抜けていたんだと思います。
もしも当時のじぶんにアドバイスできるなら、たったひと言です。
いま笑顔であれ。
極端ですが、自己啓発本とかどーでもいいのかも。
いつも出発点が、笑顔でいること。
口角をキュッと上げていること。
そのシンプルな実践だけでいいんじゃないかって思うのです。
試しに、何か悩みや困りごとを抱えた人、どうしようかうんぬんの前に、まず表情を整えてみてください。
気付いたら口角をキュッと上げるだけです。
何か楽しいことや嬉しいことがあるから笑顔になるのではなく、何もないけど表情が明るい。理由もないけどスマイル。
「なんかいいことあった?」
「いや、問題だらけ^^」
そんなやりとりで互いに笑えるくらいに。
でも、笑顔は確実に前向きさを作ります。
だから人生は良い方向に向いていくのです。
「まず表情から」という実践。
やってみてくださいね。
カギは自己啓発書ではなく、今のじぶん自身の表情にあるのです。
それでは、また。
最近スタンドエフエムで音声配信も始めています。
良かったら視聴を下さい。
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