何かをコツコツ続けていくこと。
それには「理由」が必要です。
時々理由を改めて見つめ直すことって大事ですね。
私がこうやってブログを書いているのも「ある理由」からです。
結論をいえば、かつてどん底を味わっていた時、活字に何度も何度も励まされたから。
具体的にいえば、書籍もそうでしたが一番は「メルマガ」でした。
もう15年以上前なので、実はどなたが書かれたメルマガだったかも忘れています。
当時経営コンサルタント、心理学者、コーチングなどなどいろんな方が書かれたメルマガを購読していました。
具体的なお名前がなぜか思い出せないのですが、それらの文章に助けられた記憶だけはあるのです。
当時、心に刺さる文章はそのまま手帳にメモすることもしばしば。
私がいま書く理由。
それは、あの時私が文章に助けられたように、
挫けそうな人、よろけそうな人に、
ささやかでも下支えになるお役立ちができればという恩返しの意味があります。
たった一行でも人は勇気づけられることがあるから。
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特に年の瀬になるといつも思い出すのです。
もう10年以上前ですが、会社員時代、成長ベンチャーの華やかな納会。
特に年末の仕事納めには恒例のお祭り的なイベントがありました。
多くの社員のやり切った充実感と誇らしい成果。
それに引き換え、私は不完全燃焼で年末を迎えていたことが多かったのです。
東京で納会を終えて、最終の新幹線で大阪へ帰る車内。
自分を消してしまいたくなる気持ち。
いつも強烈な自己否定をしながらの帰阪でした。
クリスマスに引き続き、仕事納めも暗い記憶がほとんどです(泣)
しかし、唯一の救いがメルマガだったのです。
当時購読していた数本、それらの文章に救われたんですよね。
ダメダメな自分、もうどん底でサイアクな自分に
・寄り添うように共感してくれる文章
・突き放すように叱咤激励する文章
・自分にはない視点を変えてくれる文章
が語りかけてくれたのです。
「な!もう上を見るしかないよ」と。
ネガティブだった気持ちを切り替えてくれました。
言葉のチカラで。
当時使っていた手帳には、
じぶんの気持ちに刺さった文章や言葉を書きまくっていました。
言葉で人を救うことができることに感動していたんですよね。
***
ご縁に感謝しています。
あの頃のメルマガ執筆者の皆さんに。
あなたたちの文章で、僕は救われていたのです。
今どうして私がブログを書き続けているのか。
それはあの年の瀬、車内で読んだ文章で救われたように、
今度は私が言葉で人を勇気づけたいから。
(まだまだチカラ不足ですけどね)
今日は仕事納めの方も多いでしょう。
やりきった!という清々しい方もいれば、
いつかの私のように、自分を消してしまいたくなるような気持ちでいる方もいるかもしれません。
でも、自己否定は最高です。
どん底も最高。
今は最高なんで思えなくて当然ですが、あとになってそれは分かります。
まずはその気持ちをじっくり味わいましょう。
苦いし、惨めで、情けないかもしれませんが、味わってください。
味わい方としては、気持ちを全てメモ書きするのがおすすめです。
その上で、申し上げます。
今の、あなたは最高なのです。
どん底?
ならこれ以上悪くなることなし!
今、最悪ですか?
それなら、あとは上に行くだけです。
そう、もう上を見るしかないのですから^^
これからどんどん良くなっていきます。
人ってトコトン自己否定してからがやっと始まりなんです。
46年生きてきてようやく分かりました。
どん底も長い目で見れば、悪くないのです。
だから、今夜はどん底に乾杯しましょう。
あとは反撃していくだけだから。
この年末は今年の頑張りを労りながら、来年の逆襲シナリオをじっくり考えていきましょう。
私はこれからも言葉の力を磨きながら、あなたにとってささやかな下支えになるような文章を書き続けます。
いつかご縁があることを信じながら。
それでは、また!