なにか新しいことをスタートすると問題は当然のように出てきます。
たとえば会社員を辞めてフリーランスになってみたはいいけど、まったくと言っていいほど思うように成果が出ない。
焦りますよね。
しかし、それはふつうです。
そこに直面してへんな汗が出てきてからが本当のスタートです。
じぶんの足で立って生きていくって、言うは易し行うは難し。
ぼくはフリーランスになって12年経つのですが、晴れの日もあれば土砂降りの日もありました。夏の暑い日差しを浴びながらTUBEを気持ちよく歌う日もあれば、寒い冬に鬼束ちひろの「月光」を狂ったようにリピート再生しまくる無表情な夜もありました。
「大丈夫、大丈夫、楽しんでやれば大丈夫だよ♪」などと能天気なことをちょっと言いたいところですが、少なくとも12年フリーランスを続けてきたぼくは無責任なことをあなたに言うつもりは毛頭ありません。
問題だらけ、ですよ。きっと。
焦り、嫉妬、不安、恐怖、イライラ。
常にそんなゾンビな感情たちとともに暮らしていくのです。
もちろん楽しいこともあるかもしれません。
ゾンビたちを乗り越えていったその先の先に、ね。
それがあなたの選んだ道なのです。
その上で。
大切なことを1つ、やや上から目線でお伝えさせてください。
上手くいかないことは、必ず原因があります。
その原因追究の手は、決して緩めないでください。
たいてい、ここでじぶんに向き合うのがしんどくて逃げてしまうのです。
なぜか?を問う。
なぜかのなぜか?を問う。
なぜかのなぜかのなぜかを・・・ずっと問うてください。
必ずノートに書き出しながらですよ。
書き出すのは、思考のプールに潜るため。
書き出していかないと底が見えませんから。
プールの底に手が当たるまで、腑に落ちるところまで潜ってください。
ここを中途半端にしてしまうと、同じ問題が繰り返しやってきます。
逃げても逃げても追っかけてくるのです。(経験者は語る)
腑に落ちるというのは、自然と解決策が浮かんでいる状態です。
そこまで潜ることをおススメします。
決して楽しい作業ではありません。
地味だし、暗い。弱くてダサい自分をみなければなりません。
でも、やる価値は大いにあります。
なぜなら。
あなたが抱えるだろういろんな問題の原因を追究して行く着く本当の問題とは大体・・・
「自分の考え方」なのです。
外側ではなく、自分の内面にこびりついた考え方を変えることこそが必要なのだと分かるのです。
大変な時は、自分が大きく変われるとき。
その言われる意味がここでなんとなく分かります。
今を打開していくヒントは、SNSでもなければ、ビジネス本でもなく、いつも足元にある。
そのことを忘れずにね。
あなたが新しい道を選んだこと、ぼくは大賛成です。
なぜなら自分の足で立って何かに挑戦しようとした時、あなたは必ず自分が深化し、進化するからです。
あなたの選択、挑戦を心から応援しています。やりたかったことに全力を注げる毎日は、辛さも包み込むほど幸せを教えてくれるでしょう。
ともに自分の選んだ道を正解にしていきましょう。
それではまた。