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ホワイトボードには真っ先にコレを書く!【わたしの流儀】

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昨日は、久しぶりに対面で研修講師をしてきました。
場所は、天王寺にある「あべのハルカス」25階の会議室。
対面と同時にZOOM配信も行いながら。
(あいにくの雨模様で、景色はよくありませんでしたが・・)

 

テーマは「メモ活用で仕事の効率化」。
まぁ言うことはいつも同じで、「手を動かして一枚書くといいよ」というシンプルなメッセージなのですが・・・

 

それにしても、はぁ・・楽しかった。
人と直接会わなくても仕事がこなせる便利な時代です。
だからこそ、直接会っている時間は愛おしくなるのかもしれません。

 

そして、もう一つ楽しかった理由。
それは久しぶりにホワイトボードに思いっきり書けたこと
3色の極太マーカーを持参して使いながら。

 

要は、ホワイトボード好きなんです。
(家の中でも壁を一部ホワイトボードにしているほど)
なので企業等、外部の大きなホワイトボードを使うと興奮します^^

 

 

さて、私はいつも研修では実践して見せます。
100の理屈より、1つの実践。
これがモットーなのです。

 

具体的には、ホワイトボードを「一枚の紙」に見立てて書いていきます。
10年間コンサル会社で企業研修にも携わり、行き着いたポイントがそれ。
もうパワポは使いませんし、テキストも用意しません。

 

「どうしてもテキストが〜」と言われることもありますが、
その際はペラ1だけ用意します。
ホワイトボードがあれば十分。

 

コンサルや研修において、ホワイトボードはマストアイテム。
その理由とポイントを解説します。

(誰も興味なさそう〜笑)

 

ホワイトボードに書く一番大切なこと

 

 

結論を言うと、「問い」です。
仕事でも勉強でも、一番大事なことは「問い」。
問いなくして、モノゴトの思考は始まりません。

 

「なんだろう?から仕事は始まる」

 

クロネコヤマトの創業者である小倉昌男さんの言葉です。
すでにお亡くなりになりましたが、小倉さんの著書である「経営学」からはたくさん学びを得ました。私の中で名著のひとつです。

 

 

話を戻すと、
私は講師をする際に、最初にホワイトボードにガッツリ大きな字で問いを書き出します。
昨日は、こう書きました。

 

「メモをどう活かせば、仕事の効率化につながるだろう?」

 


その上で、メモの書き方と生かし方を手渡していきました。
ホワイトボードを使う一番のメリットは、書いた問いの一行がずっと参加者の視界に入っていることです。
たとえ話が脇道にそれても、すぐ戻れます。

 

一番考えるべきこと(論点)に何度も何度も目をやることができます。
つまり研修中、頭はずっと答えを探しながら参加しているようなものなのです。
最終的に「問いと答え」この2つを手にして終えられます。

 

このシンプルかつ本質的な構造をホワイトボードは作ってくれるのです。
それを目の前で書きながら進めていきます。

ホワイトボードをノートに置き換える。
場面を研修ではなく、会議や打ち合わせに置き換える。
転用はいくらでもできます。

そのことに気づいてもらえるとお得感が増すようになっています。

 

問いから書く。
問いに答える。
底流にある本質っていつもシンプルです。

 

問いから始める、という型に徹してみる

言うは易し、行うは・・・ですが、
あらかじめ構造を目の前に用意しておけば、カンタンです。
ホワイトボードでもノートでも。

 

まずここで考えるべき「問い」ってナンダ?
個人でもチームでも同じです。
経営においても同じです。

 

たとえば企業ビジョン。

送り手の熱量は高いものの、受け手の社員に手渡す頃には、冷めているものです。
でも、そのビジョンを問いのカタチに変えてして手渡すと、別。

社員の頭と心にスッと入ります。

 

例えば、「21世紀を代表する会社を創る」
これはあのサイバーエージェントの有名な理念です。(素晴らしいビジョンです)

 

これを問いのカタチにしてみると・・

「21世紀を代表する会社になるために、私たちは何ができるだろう?」

 

「ん?どんな仕事なんだろうか??」
「今以上に求められていることって?」
「そもそも21世紀を代表する会社ってどんな会社?」
・・・
私たちは、質問されると勝手に考え出すわけです。

「今って21世紀代表になるような仕事をしているだろうか?」
・・・
個人だけでなく、チームで問いをもとに対話もできるでしょう。

 

なんか仕事がうまくいっていない・・・
なんだか仕事がつまらない・・・
この研修って意味あんのかなぁ・・・

 

すべて自分の中にある問いを見直してみることで変わってくるでしょう。
そもそも問いを立てないままなんとなく仕事や研修をやっているケースも多いかもしれません。ま、多いわけですが。
「受け身」ってそういうことです。

 

思考力を高めたいなら、問いに意識的になる。
問いから始めると言う基本に徹する。
基本を繰り返せるように、型を用意して何度も何度も繰り返す。

 

問いには1つの正解はありません。
色々な角度、切り口で立ててみながら慣れていくことが大切です。
しかし問いを立てることに慣れてくると、思考力は格段に変わってくるはずです。

 

ぜひ「問い」をたくさんノートに書いてみてくださいね。
今、どんな問いが心の中にありますか?

もしも答えが見えなくて悩んでいるなら、
実は答えじゃなくて、ないのは「問い」なのかもしれませんよ。
問いを明確にしてみるだけでも、モノの見え方が変わってきます。
面白いですよ。

 

ん〜、書いていて思いました。
ホワイトボード買おうかな。。^^

 

それでは、今日はここまで。
読んでくれて、ありがとう。
それでは、また!

 

 

 

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