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わかりきったことの中にまた発見がある

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私は「手書きメモのおもしろさや可能性」を手渡す仕事をしています。
それってどんなこと?

今回は、改めてわたしの仕事について。

 

 

たとえば、こんな悩み。

もっと考えようよ。
言われたことだけやるんじゃなくてさ。
はぁ・・じぶんのアタマで考えて動ける社員になってほしい。

世の管理職や経営者のぼやきランキングの上位にあるだろうこと。
もし「紙一枚に手書きする」ことで解決していけるとしたら・・・

 

また、あなた自身がこんな悩みを抱えているとしたら。

生活が、仕事が、なぜか忙しい。
何かに追われた感じがしつづける。
考えることが苦手。

こんなことも、「紙一枚に手書きする」とスルスルと解けていくとしたら。

 

やってみたいと思いません?

 

じぶんの思考をカンタンにスッキリと整理できるようになってしまうのが、わたしが手渡している手書きメモのおもしろさ。

一生使えるライフスキルだと思っています。

そもそも、メモって学校でも社会に出ても習ったことのある人はほとんどいない。

書き方や生かし方を誰も知らないまま、「メモとれよ!」ってひたすら言われ続けてきたわけです。

 

この前は、日本を代表する某家電メーカーの企画職の皆さんに手渡してきました。
みなさん、いい大学を卒業された頭のよい方々。
そして、感じの良い素敵な方々でした。

いつもパソコンをバシバシ使いながら仕事をしている人たちに、
いざ、手書きメモです。

わずか50分程度のお試しワークショップでした。
しかし終わった直後に「また続きやりたーい!」と即オファーをいただきました。
イェイ!うれしい^^

 

 

先に挙げた悩み。
そのど真ん中にある「考える」という素朴な動詞。

私はいつも質問からはじまります。

「考える」ってそもそもどういうことでしょう?
なにをすることでしょうか?

 

小学4年生でもわかるような再定義をしてみてくださいって。
(別に正解が1個あるとかじゃないですよーって)

 

たいていキョトン、です。
あんたは一体何を聞いているのか?と。

 

ちょっと学のある方なら、ややムキになってWikipediaにありそうな学術的な定義をもってきたり。(いやいやそれ小4わからんて)

 

身の回りのやさしい言葉ほど、わたしたちは意外とわかっていない。

 

わかったつもり、なことって案外多いのです。
そんなことに改めて気づきます。

そして、

定義できていない言葉は、
わたしたちは扱えないし、動けない。

 

考える、がどういうことか本当に理解していないとやりようがないのです。
言葉があいまいだと、考えもあいまいになります。

たとえば、考えるとは、
「問いかけ、それに答えること」なんだ、としたら。

なんか動けそうな感じがしてきませんか。

 

まずギモンやしつもんを立てることができて、わたしたちは初めて自分の眼でいろんなモノを見ていくことができるんだってことに気づきます。

じぶんの眼でわたしたちは見ているつもりで、今の暮らしは他人に依存して生きようとすれば、それはそれで可能だったりするのです。

そうしたくないと思っても、ふと気づくとあらゆるものが他人からの借り物ばかりのように、手取り足取りの親切情報や手段であふれている。

もうじぶんのアタマを働かせる必要ないじゃん、というアカルイ未来?
(んなわけはないと思います。)

わたしたちは今、ほんとうにモノが見えているのだろうか?

もっと問いと仲良くなろう。

 

 

じぶんの身の回りを見つめながら、ごくあたり前なことから問いを出してみるのです。
もちろんじぶんの言葉で。

そんなことから「紙に書き出してみる」のです。

・今、しごとが忙しいのはなんでだろう?
・追われている感じがするのはどうして?
・このしごとってどうなったら最高なんだろう?
・どうして上司はいつもイライラしているのだろう?
・わたしのもやもやの正体ってなんだ?
・私たちのチャーミングポイントは?
・ほんとうは何がしたいんだろう?
・そもそも人生ってなんだ?
・1日3食ってほんとうに必要なの?

 

どんな問いでもOKです。
1つ大事なポイントですが、

 

わかりきったことを書いてみてほしい、のです。
その中にこそ、発見がありますから。

考えるって、問いを出して、その問いに答えを出していくことなんだ。
そして、出すとは書くこと。

頭の中ではなく、紙の上に書き出していくことこそ「考える」こと。
なんだ今まで考えていたと思っていたのは、ただただ「悩んでいた」だけだった、と気づきます。

 

「なーんだ、一枚書けばよかったのか。」

 

このセリフを増やしたいのです、わたしは。

すぐググるのもいいけれど、ノートに問いかけを書いてみるあなたも素敵です。

 

それでは、また!

 

 

 

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