この前、オンライン講座で大学生に「人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)」という言葉をさらっと教える機会がありました。
超有名な故事成語のひとつです。
みんな知ってるかなと思いきや、知らない人が割と多くいました。
しかし、意味を説明するとめっちゃ刺さっていたようなのです。
というわけで、超絶今さらですが。
整理のつもりで。
コロナ禍のおかげで習慣になった10のこと、行きます!
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①おかげで、早寝早起きするようになった
寝る時間はまちまちですが、基本朝は6時に起床するようになりました。朝の1時間は本当にゴールデンタイムと知りました。
②おかげで、毎日家のどこかを掃除するようになった
家に居る時間が長くて、自然と片付けて床や玄関を拭きまくるようになりました。掃除はほんと、気分が良くなります。
③おかげで、ブログを書く・読むようになった
もはや説明は不要かと。気づけば500記事以上書きました。言葉を綴ることがますます好きになりました。そして毎日誰かの文章を読んでいます。ブログはおすすめです。
④おかげで、毎日ストレッチをするようになった
年に数回ぎっくり腰をするのが常でしたが、ストレッチをするようになって格段に腰の具合が良くなりました。腰は身体の要です。
⑤おかげで、よく散歩するようになった
シンプルに歩くだけで、調子を整えることができると知りました。noteに書きたいことも、歩いているときによく思いつきます。
⑥おかげで、副収入のカタチができつつある
いや、まだまだ全然自慢できるレベルではありませんが、ほぼ毎日ちょっとづつ生み出されるようにはなりました。好きな言葉は不労所得です。
⑦おかげで、テレビをほぼ見なくなった
時代の流れなのでしょうか。なくても生活に困らない家電・・・かも。あのぼんやりテレビを見ていた時間、今はnote書いたりしています。
⑧おかげで、服がめっきりシンプルになった
感謝して捨てまくりました。実はそんなにいらなかったようです。シンプルでベーシックなアイテム数着だけで十分になりました。
⑨おかげで?スターバックスに行かなくなった
変わらず素敵なサードプレイスだと思います。でもぼくはほぼ行かなくなりました。たまに行こうとすると、なぜか「ま、いいか」となります。。
⑩おかげで、言葉を丁寧に使おうと日々思うようになった
これが一番の変化かも。
できるだけ心が温かくなる心地よい言葉を他者にも、じぶんの内面でもチョイスしようと心がけるようになりました。まだまだ語彙を増やしたいものです。
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改めてあのコロナ禍って一体なんだったんでしょうね。
わけがわからない日々でした。
フリーランスの仕事はバンバン消えるし、先行きの不安など眠れない夜があったのはまぎれもない事実です。
でも…
よかったらあなたも振り返ってみてほしいのですが、
あの数年間で、じぶん自身や人との関わり、身の回り、持ち物や価値観や嗜好性。けっこういろいろと変化していないでしょうか。
中には生き方がガラリと変わったよ、という人もたくさんいるかもしれません。
そして、今は「それで良かった」になっていないかってことなのです。
どんな不幸に思えることも、時間が経つと「あのおかげ」だって感謝すらできたりする。この地球上にはそんなことが多々あるのだと思います。
もちろんそれは単に都合のいい後付け、なのかもしれません。
でも、ぼくにとってコロナ禍がそうだったように、今がどんなに逆境や不幸のどん底に感じられたとしても、あれはあれでよかったんだと言える日が「必ず」やって来る。
そう信じることは、自由です。
なんだかワクワクもするし、何より今の心境が変わる。
だから。
未来に過大な期待はしないけど、口角をちょっとだけ上げて、空を見上げて毎日を過ごしていこうよと、ぼくは思っているのです。
あれはあれで必要な経験でした。
おかげさまです。
それでは、また。