プライベートでも仕事でも、じぶんの思考整理のためにメモを書くのはとてもいい習慣です。
書き出すだけでもスッキリします。
なによりかんたんなのでオススメです。
なぜかんたんか?
思ったことを書いていけばいいからです。
もう少し丁寧に説明すると「思ったこと」には2種類あります。
①もう分かりきっていること
②新たに思いついたこと
メモ書きをしようとしてペンを持ったままフリーズしてしまう人がいます。いきなり②を書こうとするからです。
よく大学生にも書かせたりするのですが、ほぼ②を書こうとしています。
メモ書きをかんたんにするコツ。
それは②じゃないのです。
①をひたすら書き出すこと、なのです。
頭の中に言葉がつぎつぎと浮かびますよね。
ときにはテーマと関係ないことも浮かびます。
そんなの書く必要ないだろ、というような価値のなさそうな、もう分かりきっているような問いやつぶやきを、取捨選択せずにひたすら書き出していくのです。
まるで紙の上にラクガキしていくイメージ。
思考ダダ漏れ状態とぼくは呼んでいます。
いきなり整理したことを書こうとか思わなくていいのです。
たとえば、「新年の目標」を考えるとしましょうか。
結論めいた一文を頭の中でまとめようとしてはダメ。1分も考えていると、もうめんどくさってなったりします。
たとえば、ぼくならこんな感じで思ったことをそのまま書き出してみます。
思考にも助走がいるのです。
ここでいう助走とは、もう分かりきったことをいちいち紙に書き出すこと。
書く必要ないと感じる言葉を最優先で書き出すことなのです。
言葉をカッコつけずありのまま浮かんだことを紙の上にのせていくのです。
やっていくと次第に②は浮かんでくるから安心してください。
もはや書く手が教えてくれる。
そんな瞬間すらあります。
リラックスしてペンを走らせてみてね。
どうか一見まったく役に立たなそうなメモを書いてみてください。
じつはそういうメモこそ、後で眺めるといい感じで思考がまとまりますからね。(このへん、またコツなので別の機会にでも)
やはり、ぼくにとってメモは人生に欠かせないツールです。
それでは、また。