一瞬でじぶんも回りの空間もいい感じに変えてしまう方法をお話しします。
ズバリ、「拍手(はくしゅ)する」ことです。
パチパチパチって。
最近、拍手していますか?
拍手、オススメします。
なぜ拍手するといいか?
かつて米国にあるカーネギー大学が拍手について研究をしています。
(アメリカってほんとなんでも研究していますよね)
結論として、拍手をした時の脳の機能を調べると、しない時よりも著しく脳が活性化していたのだそうです。
拍手はひとりでもいいのですが、3人以上で拍手するとより活性化する。
100人以上になると相当な活性度になるんだそうです。
たしかに拍手すると、自然と表情が和らぎ、不思議な一体感が生まれたりしますよね。
場の空気が軽くなるのは、体感的にみんな経験があるはずです。
拍手が嫌いって言う人もあまりお目にかかったことがありません。
そもそも手を叩き合う行為は、手の平にあるたくさんのツボ(30以上あると言われます)を刺激します。指先の末端の血流がよくなっていくわけです。結果としてイライラや無気力、肩こりの解消につながるそうです。
また、手のひらから伝わった刺激で、脳の前頭葉が活性化することでアイデアが浮かびやすかったり、意欲的になれたりするのです。
拍手のやり方には1つコツがあります。
両手をピタッと合わせて叩くということです。
合掌みたいにパチパチするだけ。
やってみてください。超カンタンですから。
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実は先日、某大学で授業をしようとしたら、いつも使用する教室備え付けのパソコンがないというパプニングがあったのです。
ちょっと場が重たくなりかけました。
その時のゼミ学生は12人。
「先生どうするんですか?」と不安げです。
ぼくは、落ち着いて別のパソコンをセッティングしながら、とっさにこの拍手の話をしたのです。
「じゃあ最近あった嬉しかったことを発表して、みんなでパチパチ拍手してみよう!」(拍手の効果を試してみよう)
やはり拍手って一瞬で場の空気を変えてしまうまさに魔法でした。
笑いが生まれ、みんなの表情が生き生きしてきて、もちろんぼくの気持ちもスッキリ切り替えられました。
序盤のハプニングなどなかったかのように、授業本編を進めることができました。
ハイ、拍手サイコー!
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なんか仕事に集中できないなとか、
やる気起きないとか、
なんかボンヤリしているとか、
手が冷たい・・・とか、そんな時あるじゃないですか。
その場で小さくでいいので、拍手してみましょう。
気分が変わってくるはずです。
場がなんか堅いなぁ、
人前で話すことが苦手なので、ちょっと空気を温めたい。
そんな時たまにあるじゃないですか。
そんなときこそ、ぜひみんなで拍手を。
拍手って、別にいいことが何もなくても誰でもすぐできるコスパのいい健康法であり、思考の活性化であり、場の浄化策なのです。
ぜひ手札のひとつにしてみてくださいね。
実は拍手習慣がなにかを変えるきっかけになるかもしれませんよ。
それでは、またお会いしましょう。
パチパチパチ♪